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自創作を振り返る#5『碧の日』

 概要
5本目『碧の日
 本編・・・不思議な能力学園
 更新日・・2021/07/29
 注意事項・ネタバレ有/ややCP要素有/よそのお子様お借りしてます


 元々、掲示板サイトで運営されていたいわゆるごっこ板が発祥で、スレ主様である会長のなかみ様に許可を頂いて二次創作を書くようになりました。
 これに至るまでに実は結構~色々と複雑な事情があるんだけど、流石に公にするにはちょっとな……というのもあるので、まあ大雑把に。
 掲示板サイトが生きていたころは「Blue blank」、青い空白という意味で二次創作を纏める記事を作っていました。サイトが閉鎖されたので、自創作ブログに移行し、Blue blankにも一番最初にあげた作品を持ってきました。
 振り返り記事の作成許可も頂きました! 本当にありがたい!


あらすじ
 夏真っただ中、祝日。体育教諭、闇之豹羅に遊びに行こうと出かけるのは化学教諭、千千千千薬。
 千薬の自由人っぷりに振り回される豹羅。辟易とするも全くお構いなしで、ましてや彼の弱点でもある双子の妹の名前まで出し始める始末。
 千薬は何かと豹羅を構い続ける。まるで空白を埋めるように。


振り返り・技術
 やっぱ今までに何度も言ってる視点の切り替えがブレブレなのが気になりますね~。この時は豹羅さんと千薬どっちに視点当てたかったんだろうか、多分豹羅さんの方かな?
 更新日は2021年ですが、青い空白そのものは確か2020年? か2019年とかに作ったはずなので、書いたのはそれこそ3年、4年くらい前……。
 読み返してて気付いたけど自分の文体って本当に昔と今でそんなに変わらないな……。なんだろ~なんか独特な癖あるな、上手く言えないけど、古い作品だからこそ今と変わらない部分をひしひしと感じる。それが上手く言語化できないから結局それが良いのか悪いのか判断つかないが。
 自分で書いてるからそらそうでもあるけど、自分の文体結構好きですね。変な癖あるけど。


振り返り・内容/キャラ
 正直原点であり頂点だなって個人的に思う。特別話に厚みがあるとか、表現が上手いとか、決してそういうわけではないんだけど、一番書きたいものを出し惜しみしてない作品かな~って。元々はこれ一本だけってつもりもあったからってのもありそう。
 特に千薬は大人と学生時代でだいぶ性格が違って、大人になった千薬の精神状態がめちゃくちゃ良いのが会話文だけですごくよく分かる。まぁ元々の千薬の性格自体は実はすごい大人しい子なんだけど、追々話す機会が出来ると思うのでその点に関しては置いておく。
 あとこの二人を書くときになんとなく意識してることでもあるんだけど、やっぱ会話のテンポが良いですね。漫才とかコントみたいな、ボケとツッコミの会話が主体な感じ。
 千薬が急に手のひら返すのとかは学生の頃と変わらない部分で、もうすっかりいい年した大人だけども、それでも青春の思い出は捨てきれないというか、それこそ、学生で居られなかった時間を取り戻そうとしてる感じがする。
 読み返してて気付いたけど、千薬って実は結構重いのかな……。ドライでは無いよな……。


裏話とか思い出話
 千薬について…化学教諭でありながら科学者の顔を持つ千千千千薬。薬と虫の能力者で、とある事情で学園は高校二年の頃に自主退学。これはそのうち本編が出るので(かなり先にはなってしまうと思うけど……)あまり深く追及はしないんだけど、千薬の特徴的な部分として、真っ青な髪と大量のピアス。この青を例える時に自分は「空色」という表現を選びますが、千薬の髪が真っ青になったのは実は大人になってからの話。
 学生の頃から髪は青いっちゃ青いんだけど、その頃は千薬の髪には黒いメッシュが入ってた。と、いうか、地毛が青というわけではなく、地毛は普通に黒いので、敢えて黒い部分を残してました。
 ちなみに、毎回真っ青に染めてるので、時間が経つと当然プリン頭になる。色落ちして髪が緑っぽくなる期間も実は普通にあります。能力者ってだけで、普通の人間なので。
 千薬の痛覚…これは特に隠すような情報でも無いので容赦なく出しますが、千薬には痛覚がありません。小学生の頃に両親を失い、母方の実家で暮らすようになるのですが、その環境がとにかく酷いもので、心因性で痛覚が馬鹿になっちゃいました。
 それと同じ要因で味覚も殆ど機能してないんだけど、大人になって、ようやく千薬にとって落ち着くというか、安定した環境を得られたことでちょぴっとずつ味覚を取り戻していきます。ゆくゆくはちょっとした料理くらいなら頑張れば作れるようになるかも?
 千薬「え? オレサマちゃんななちゃんも誘ったよ?」…これ書いた時のこと覚えてます、誘ってません。
 正確には、だいぶ前に別件で誘ったんだけど、仕事が立て込んでるので暫くは無理そうって事前に豹那さんから直接聞いています。その時にいろんなところに行きたいって話を既にしていて、「私は無理だから兄さんでも誘ってみれば」と豹那さんに言われたのでそれも確かに、ってことで豹羅さんを誘いました。
 もちろん思い出作りの側面もあるのは事実としてそうなんだけど、豹羅さんとの思い出作りに関しては、豹那さんに言われるまではもっと大掛かりなことをしようと考えていた千薬なのでした(例:海外に拉致・街中のモニターで祝電を打つとか)。
 豹羅「分かってると思うけど裸足も無しな」…千薬は基本的に裸足です。たとえ30を超えようと、校内くらいなら裸足で歩き回ります。靴履くの面倒くさがるので……。
 そのうえ千薬は自分の身なりに非常~に無頓着なので、豹羅さんが何も言わなければ普通に半袖ハーフパンツとかいう今時の小学生でもしないような小僧スタイルで出かけます。人の多い所に行くので流石にガチ裸足は無いと思う(多分)けど、それでもサンダルとか、踵の潰れた靴とか、泥だらけのスニーカーとか、そんなんで出かけます。
 多分だけど一回そうなったから豹羅さんが釘刺しも込めて言ったんだと思う。


感想
 やっぱ自分能学好きだな~。
 再認識したし、この時から本当に好きだったんだなって思ってちょっとほっこりした。もちろん今も大好きですよ。どれだけ忙しくなって時間が取るのが難しくなっても好きだと思えるコンテンツがあることは幸せですね。そこに携われてるのはもっとはっぴー。
 今よりもこの時の方が恋愛色結構強かったかもしれないな~。最近羅薬を書くとなんかもう熟年夫婦みたいになりつつある気がしてきた。
 今の信頼関係が強固故のあっさりした関係も好きだけど、この頃の甘酸っぱさ残るのも好きだな~。また書こうかな。

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