今できること

来年度はすぐそこ!

この仕事の難しいところは終わりと始まりが背中合わせになっているということです。

涙の別れがあったとしても、そのすぐ後には新たな子どもたちとの日々が始まる。この点に関してはよしあしなのかなと思っています。

人によっては苦しかった日々についに別れを告げることができる。

今までとは違う子どもたちとの日々が本当に愛おしく思うなんて人も少なからずいると思う。


このような、急な切り替わりに対して今できることは何なのだろうか。

1.次の学年の子ども、学習内容のリサーチ

きっともう次の学年を告げられている人も多いと思う。

中にはクラス編成の大まかなところまでわかる場合もあったりなかったり。

まだ校内で生活している次の学年の子どもたちの様子をざっくり見ておくことをオススメする。

露骨に関わりすぎることは不信感や変な匂わせにつながるので、あくまでざっくりです。通常なら終業式などで体育館に集合する場合があったので、並び方やざわつきなどを観察しておくことで心構えができる。

担任していた子の兄弟関係などからも関わる機会を作ることができる。

もう一度言う。あくまでざっくり、さりげなくです。

学習に関しては書籍等で想定していくことが現実的。研究などで流れが見えているのであれば指導案なども資料になる。

学級経営本も1冊持っておくとよいだろう。


2.新たな学年団の先生のリサーチ

学年が伝えられるとともに、一緒に組む先生もわかる。主任になる先生が前もって話に来てくれることが多かったように思う。

あまりおおっぴらにやりとりすることはご法度。今を全力で取り組むべし。

ただ、印刷室や給湯室などで一緒になったときには、あえてよそよそしくしてもそれはそれで変です。自然と話していくことがいいでしょう。

特にやっておくことなどはないでしょうが、一言聞いておくといい。

「なにか準備しておくことありますか?」

前向きな姿勢は伝わります。

そこであれこれ指示されることはないと考えていいです。今はそれどころではないです。

第一印象はとても大事です。


まとめ

・今は今のクラス、学年に全力。余白で来年度を見通す。

・みんな不安、みんな言いたい。でも、言わない。ひっそりと。


今のクラスのことが本当に好きですし、もっとやりたかったことや伸びることができる部分があります。

残された時間を必死に過ごし、お別れの後の新たな出会いをありのままで待ちたいと思います。

桜が綺麗。

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