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「ボク家事」感想

礼央さんが6年ぶりに本を出しました。その感想です。

Twitterでは文字数が収まりきれない内容なのでこちらに書きます。

とにかく礼央さんのワードセンスが秀逸でした。

さすがだな〜と。
礼央さんの過去に出された本を読んでいた人間としては、クレープ1000枚焼いてミルクレープを作ったり、一袋のベビースターラーメンに入っているラーメンを並べて長さを測ったりしてた人が、
(だいぶぶっとんだ内容です。けど私はこのぶっとんだ内容めっちゃ好きでした。後にこの内容でアウトデラックスに出演してました笑)
こんなまともな内容になるなんて!(笑)
成長したんだな〜
礼央さんも大人になったんだな〜と
(上から目線で本当に本当にごめんなさい)
親心目線で読んでしまった自分もいます。

結婚、家族、夫婦関係、子育てでの皆さんの悩み相談(最後は人生相談もあります)に礼央さんが答えていく形式で進んでいくのですが、
礼央さんなりの視点の変え方、考え方が本当に面白いです。こんな考え方ができるなんて凄いし、素晴らしいと思います。
「家の中は妻の国」「結婚前の僕は前世」名言が続々と登場してます。

女性の生理とホルモンバランスについて書かれてあるところがすごく面白くてよかったです。
生理でホルモンバランスが崩れていてイライラしている妻の姿は悪霊に取り憑かれていて、本来の姿ではないんだ!とハリウッド映画の主人公になりきる礼央さん。例えが面白すぎる!

カマキリの例えも爆笑でした。

カマキリの被りものをした写真を添えてるのが礼央さんらしいです、、、

礼央さんみたいな考え方ができる男性がそうそういないのでは。
と同時に、このような考え方の方が増えたら家庭円満でいられる夫婦が多くなるのかな〜と思いました。
あと結婚がしたくなるような内容でした。
将来、RAGFAIRの音楽を自分の子どもにも聞かせたい、一緒に子どもとライブに行きたいと中学生の頃、自分のブログに書いていたのを先日発見してしまったのですが(めちゃめちゃ恥ずかしい)現在、私は残念ながらまだ結婚していませんでした(泣)

個人的にファンとしての感想は礼央さんが結婚した時のことやRAGFAIRとしてデビューした後の葛藤について書かれてあるところが良かったです。
礼央さんは結婚を発表した当時、「出来ました婚」で発表しちゃったもんだから、すごく叩かれてました。
そのことについても本の中で書かれています。この本を読んで礼央さんの本当の気持ちを知ることができてよかったです。
今だからこそこういった内容が書けるのかなって思いました。


RAGFAIRはデビュー当時、めちゃくちゃ人気があって、ジャニーズのようにアイドル視されていた時期もあったし、当時の勢いは本当にすごかったです。私も礼央さんを二枚目として追っかけていた数少ない人間の一人でした(笑)
(※たまむすびの礼央さん談より抜粋)
だから結婚を発表した当時、礼央さんもバッシングを受けて、精神的なダメージがかなりあったのではないかと思うのですが、そのこともユーモア溢れる文章で表現されていて、苦労や苦難はたくさんあっただろうに、面白さに変換できてて凄いなと。
「相手ががっかりするようなことをどうせ伝えなきゃいけない場合はなるべく早い方が良いということ。目先の安堵を選ぶより最終的にどちらの方が相手に誠意があるかが大事だと思います」

この文章にぐっときてしまった。

RAGFAIRについて、自分の仕事についても、山登りに例えて振り返られていて、自分も仕事で同じような内容で悩むことは多いので、すごく元気をもらえました。自分中心の考えから相手を軸にして考えるようになった過程がすごく伝わってきました。

今、RAGFAIRや礼央さんのことを知らない世代の方に、キラキラしてた時代があったと、自虐している感じも面白いです。(たまむすびでもそこらへんを赤江さんにいじられているのが非常に面白いので気になる方は是非聞いてみてください!)

礼央さんが以前出版されていた本には下に一言メッセージのような?ものがあったのですが(それが結構面白かった!)今回はそれはなく、じゅえき太郎さんのほのぼのとしたイラストがクスッと笑えて面白かったです。後、礼央さんも言っていたように略語(これは今のDAIGOさんが使っているような言葉のようなものです)が少ないし、字も大きめなので、凄く読みやすかったです。

読んだ後は肩の荷がスッと降りたような、そんな気持ちになる本です!

気になる方は是非是非、読んでほしいです!

ボクは食器洗いをやっていただけで、家事をやっていなかった。 土屋 礼央 


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