地球は泣いてないと思うよ

よく、地球環境の話しになると、「地球が泣いてる」みたいな表現聞きませんか？
僕はそれについてずっと考えて、**
**「やっぱ地球は泣いてない」って思います。
それについて書こうと思います。

僕は、普段どこ行くにしても自転車です。学校もバイト先も家から約10km離れてますが、自転車で行ってます。

自転車で行くと、日によっては向かい風だったり、逆に追い風だったりする。
そして、カッパを持ってない時に雨に降られたりして、びしょ濡れになることもあります。

その時僕はいつもこう思います。
「あんたら容赦ないな」と。
そして同時に、
「彼らは俺の都合なんて関係ないんだな」と思うんです。

これは、きっとどの人に対しても平等なんです。
彼らは人をジャッジしないし、僕らの顔色を伺って天気を変えるようなことはしません。

これ、僕は凄いことだと思います。
愛、について考える時、その一つにあるのは、「ジャッジせず、誰に対しても平等に接する」ということがあるのかな、と思うのですが、

彼らほどそれを見せてくれる存在は知りません。
本当に気まぐれで、良いも悪いも無く、ただ「在る」だけなんです。良い悪いをつけるのは人間です。

少し話しを展開します。

もし、今問題とされている「環境破壊」がこのまま進んでいった時、どうなるのでしょう？

そこには、今とはまた姿を変えた新しい地球が待っているだけです。
太陽光線が常に降り注いでいるとはいえ、この地球の物質量は変わりません。ただ、ただ姿を変えるだけです。

そしてそれは、僕ら人間が何かをした分だけ、それに見合った変化をします。
僕らがやった以上に変化をすることはきっとないし、逆にそれ以下もないと思います。

地球はただ、それをずっと、ずーーーーっっと受け入れ続けてきてくれたし、これからもきっとそうです。
地球は何一つ顔色を変えず、僕ら人間の変化を、ただ受け入れて、それに見合った分の変化をします。

僕はこれって凄いと思います。これが愛なんだな、と思うんです。
本当にただ僕らを受け入れて、ただあるがままであるだけ。

さっきの話しに戻ると、もしこのまま環境破壊が進んでいっても、そこにはただ新しい地球があるだけです。
でも、皆さん、どっちの方がいいですか？

現在の環境と、
このまま狂っていき、人間には都合の悪そうな環境。
気候変動が進み、さらに暑くなり、もっと異常気象が増え、それにより大切な誰かを失う恐れがある環境。

僕は前者がいい。今のままがいい。
ベストじゃないけど、明らかにベターです。だから活動してるし、僕らには現場維持するための力があります。
僕はそういう動機でやってます。

地球は泣いてなんかない。
ただ一つ、もしも何かメッセージをくれるのなら、
「あなたたち本当にこれでいいの？まぁあなたたちがいいならいいけど」って言うと思います。ただただ、僕らの行動を受け入れると思います。

僕らが住んでる星はそんな星だと思います。
楽園なんかじゃないし、かといって悲しい星なんかでもない。
ただの星です。

僕が知りたいのは、「地球の守り方」ではなく、「地球と上手く生きていく方法」です。

本当に地球が怒ってたり泣いてたりするなら、とっくにもう半分に割れてるくらいの勢いだと思います。

地球はただ優しく、今日も僕らに呼吸をさせてくれるし、最高の空を見せてくれるし、何より、大切な人と過ごすための場を提供してくれてる。
最高じゃないですか？

だから、ちょっとだけ、前よりちょっとだけ、この地球について考えてみませんか？
この、どこまでも素直で、僕らをいつも受け入れてくれている、この地球について。