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2020年(令和2年) 生命保険講座「資産の運用」過去問解説


問題1

(1)生命保険会社と資産運用機能について
① セ:保障
② イ:金融仲介
③ チ:平準保険料
④ ケ:責任準備金
⑤ サ:予定利率
⑥ ク:利差配当
⑦ コ:競争力
⑧ ソ:区分経理
⑨ エ:資産と負債
⑩ キ:ALM(Asset Liability Management)

(2)貸付実務における融資審査について
⑪ カ:貸借対照表
⑫ ス:安全性
⑬ ツ:償還
⑭ イ:損益計算書
⑮ コ:有価証券
⑯ テ:比率法
⑰ サ:200%
⑱ オ:自己資本
⑲ チ:他人資本
⑳ ト:低い


問題2

(1) 生保資金の運用規制と各国の保険監督について
ア:×
⇒準拠主義を採用している国が異なる。アメリカ、ドイツ、日本は実体的監督主義。
(正)生保資金の運用に対する法的規制は、各国の保険監督のあり方によって、規制の方法・内容・厳しさが異なっている。準拠主義は、保険会社の営業の内容範囲を国家が法制化しているオランダにみられる保険監督の方法である。
イ:×
⇒実体的監督主義を採用している国が異なる。オランダは準拠主義。
(正)実体的監督主義は、アメリカ、ドイツ、日本にみられるような、保険事業の経営に関し法律上一定の制限を課し、こうした法的規制のうえで保険監督官に事業内容に対する検査権、命令権および違反行為に関する処分権等の権限を与えて、行政府が保険会社の実体的監督を行う保険監督の方法である。
ウ:○

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