富士フィルムのミラーレスの思い出

僕がカメラを始めたきっかけは、ビックカメラで富士フィルムのミラーレスを触れたことです。
X-S10など、他のメーカーの同価格帯のカメラよりも質感が良く、メカニカルシャッターの感触がよく、これを使ってみたい!と強く思うものでした。
そして、ネットで調べてみると、カメラのキタムラでX-S10の良さは語る富士フィルムの営業マンのプレゼンが素晴らしく、相当優秀な方だな!と思い、さらに調べると上野さんという方。富士フィルムユーザーには上野さんファンが多いそうな。

まずは中古のX-E3を購入。キットレンズやオールドレンズで少し遊んで、絞り、シャッタースピード、ISO感度、マニュアルフォーカスなど、カメラの設定の基礎を知ることができました。

その後、念願だったX-S10とXF18-55の組み合わせを新品で購入しました。
ただ、オートフォーカスや露出制御がいまひとつで、結局マニュアルでの撮影が多くなり、それならもっと古いモデルで良くない?と思い、X-T1とマニュアルフォーカスのレンズの組み合わせに買い替え。ただ、X-T1も10年前のモデルなので、いつ壊れるかわからない、ということで買い替えを検討。
その頃、X-S20などの発売の噂が出ており、調べてみると、なんと上野さんがミラーレスの製品開発から退任されてしまったことを知る。
その後任の人をYouTubeの開発者インタビューで見ると、喋り方が少し偉そうで、情熱も感じられず、これがトップになったら、魅力半減だな。。と他メーカーへのマウント変更の検討を開始。

結局、富士フィルムのブランド力は上野さんや、初代の優秀なデザイナーさんが築いたものだと思った。その人達の魂が込められたカメラであれば、高いお金を払っても買いたいと思わせてくれる。


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