FP1級合格者 企業別ランキング(2024/3月)
2024年2月に実施されたFP1級実技面接試験の合格者が、金財の公式サイトに発表されました。
受検者は698名、合格者は614名、合格率は87.96%でした。
※前回2023年9月は受検者196名、合格者157名、合格率は80.10%でした。
合格率は、前々回までは7回連続で85%±1%程度と、安定したレンジで推移してきましたが、前回は80.10%と大きく低下、今回は一転して回復し、2021年2月(88.49%)以来の高い水準となりました。
今回の設例は、どれも少々悩ましい論点が含まれていた印象です。
最新の改正事項の知識や3年以上前の出題論点(いずれもTAC本が未カバーの事項)が問われたり、お約束のパターン思考では導き出せない提案や考え方が要求されたりと、設例全体の難易度は上昇しました。
次回以降、出題傾向がどのように変化していくのか。
当サイトでは分析を継続し、随時新たな記事をアップしていきたいと思います。
以下、発表された所属法人名より企業別(金融機関別)の合格者数を集計した結果を掲載します。
Image by Oberholster Venita via Pixabay
FP1級実技試験(資産相談業務)合格者数 企業別ランキング(2024年3月15日発表)
第1位は百五銀行で10名、第2位は伊予銀行で9名、第3位は静岡銀行・西日本シティ銀行・三菱UFJ信託銀行で8名でした。
百五銀行が3回連続で1位、伊予銀行は2位→3位→2位と、いずれも継続してトップグループを形成。
3位の各行も上位常連組です。
※以下、カッコ内は前回の人数。
【トップ3】
第1位 百五銀行
10名(7名)
第2位 伊予銀行
9名(3名)
第3位 静岡銀行
8名(-)
第3位 西日本シティ銀行
8名(1名)
第3位 三菱UFJ信託銀行
8名(4名)
【6位~18位】
※注)
・出典は金財公式サイトより
・合格者614名中、団体申請で所属法人名公表について承諾のある人数を集計
・2名以上を掲載
・試験は2月10・11•17・18日に実施
過去のランキング トップ3の推移
◆ 2023年10月
1位 百五銀行 7名
2位 三菱UFJ信託銀行 4名
3位 伊予銀行 3名
3位 百十四銀行 3名
◆ 2023年7月
1位 百五銀行 13名
2位 伊予銀行 9名
3位 しずおか焼津信用金庫 7名
3位 中京銀行 7名
◆ 2023年3月
1位 静岡銀行 15名
2位 西日本シティ銀行 11名
3位 大同生命保険 9名
◆ 2022年10月
1位 百五銀行 10名
2位 三菱UFJ信託銀行 8名
3位 住友生命保険 7名
◆ 2022年7月
1位 三菱UFJ信託銀行 9名
2位 関西みらい銀行 8名
2位 七十七銀行 8名
◆ 2022年3月
1位 百五銀行 24名
2位 三菱UFJ信託銀行 14名
3位 関西みらい銀行 12名
3位 百十四銀行 12名
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