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FP1級実技 当日リアルレポート&面接ノウハウ集

※記事前半は無料公開中です。

FP1級実技面接試験は、学科試験とは全く勝手が違います。

面接会場の独特の雰囲気、面接を受けるまでの一連の流れ、初めて目にする設例の中身、対面する面接官の先生のタイプ…

未知のことや慣れないことに振り回されて心が落ち着かず、普段通りの実力を発揮できないケースも想定されます。

そんな本番での緊張や不安をやわらげるためには、試験当日の流れを時系列で追体験し、各場面での心構えや対策を脳内でしっかりとイメージトレーニングしておくと効果的です。

本記事は、面接会場で展開される一つ一つの場面を詳細かつ鮮明にレポートし、各場面で留意すべきこと、やるべきこと、 ピンチの時の対処法、設例読みと面接応答で使える独自のノウハウなどを紹介しています。

FP1級の最終関門である実技面接試験合格のために、徹底した受検生目線に立って、吟味を重ねてまとめた特別記事です。

「(1)試験当日の流れ リアルレポート」の前半部分(【会場受付】【待機室】)を無料公開し、残りは有料での公開とさせて頂きます。

下記目次と無料公開部分をご覧になり、役に立ちそうだと思われた方は、大変ご面倒ですが無料部分の末尾に表示される案内に従って、ご購入の手続きをお願い致します。価格は500円です。

【ご購入頂いた方々の声】

2024年2月試験を受検し合格された方々からの声です。

Photo by Gerd Altmann via Pixabay

(1)試験当日の流れ リアルレポート

15分間の設例読みに全神経を集中させ、12分間の質問攻勢にテキパキと反応するために。

まずは、面接に至るまでの当日の流れを、会場受付⇒待機室⇒面接控室⇒面接室と、時系列で一つ一つ詳細にたどりながら、各場面での留意点・心構え・対策などについてレポートします。

これを読めば、本番当日の様々な場面で ”デジャヴ感(既視感)” が得られ、緊張や不安をやわらげることができるはずです。

随所に、これまでのnote記事では公開してこなかった私自身の体験談を盛り込みました。
※ 2022年2月に東京会場で受検した私自身の体験です。会場によって、あるいは現在は、そうでない可能性もあるかと思いますので、参考資料としてご覧下さい。

【会場受付】 集合場所 / 集合時間 / 番号札

  • 受検当日、会場に到着したら、受検票に記載のある「集合場所」に向かいます。
    ▶まず「集合場所」に行き、受付を済ませます。東京国際フォーラムなどの大会場では、電光掲示板に受検票に記載のあるグループ名別に「面接控室」「面接室」などの表示が出ていますが、必ず「集合場所」に行きましょう。

  • 「集合場所」に到着したら、受付デスクへ受検票と写真票を提示します。
    ▶【私の体験】番号札(クリップ付き)をもらい、胸につけました。以降はこの番号札で識別されるので、面接室などでの受検票の提示は不要でした。

  • 受付が終了すると、待機室で待機するよう指示されます。

  • 「集合場所」には「集合時間」までに到着していなければなりません。「集合時間」に遅刻した場合は受検できません。

  • 受検票の裏面に「集合時間の約〇分前から受付を開始します」との記載があると思いますので、遅くともその時間までには集合場所に到着しておきましょう。
    ▶【私の体験】2022年2月に東京会場で受検した私の場合は、受検票に「集合時間の約15分前からの受付開始」と記載されていました。当日私は、集合時間の20分前に集合場所に行きましたが、すでに受付は始まっていました。

  • 慎重を期して、会場にはできるだけ早めに到着し、あらかじめ集合場所と受付の状況を確認しておいたほうが無難です。
    集合時間ギリギリに到着し、すでに多くの受検生が待つ待機室にあわてて入っていくのは、なんだか幸先が悪い感じがします。

  • 午後の部の受検の場合は、午前の部の終了状況によっては、早くから受付が始まっていないこともありえます。その場合は、近くにカフェなどがあれば、そこで受付開始まで待機することも考えておきましょう。

【待機室】ガイダンス / スマホ / 整列移動

  • 待機室では、番号札の番号順に指定の席に座ります。

  • 「集合時間」になると、係官によるガイダンスが始まります。

  • ガイダンスでは、面接試験終了までスマホ等の電子機器の電源を切り、カバンにしまうよう指示されます。服のポケットに入れるなどの持ち歩きは禁止です。スマートウォッチも禁止です。

  • 私語も禁止です。
    ▶スマホの使用や私語はカンニング行為とみなされ、失格となる場合があります。
    ちょうど2年前に大学入学共通テストでスマホを使った問題流出事件がありましたが、以来、あらゆる試験実施機関がスマホにはかなり神経を尖らせています。少しだけメールの操作をするくらいなら大丈夫だろうなどと、安易に考えていては痛い目に遭います。必ず指示通りに電源を切り、カバンにしまいましょう。

  • 受検票の裏面には「待機中の自習は、紙媒体の参考書等でお願いします」と記載されています。ガイダンスで指示されるまでもなく、待機室に入る前には、スマホは電源を切りカバンにしまってしまいましょう。
    何ごとも「先手、慎重に」。その心がけが、本番での安心と心理的優位につながります。

  • ガイダンス終了後、案内に従って、グループごとに、各自カバンなど私物をすべて持って、面接控室へ移動します。
    ▶【私の体験】待機室を出たところで、番号札の順番通りに整列するよう係官に指示され、一列になって面接控室へ移動しました。

【面接控室】順番確定 / プラカード / 設例閲覧

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