コロナショックを受けて結局は裁量トレードなのか?EA(自動売買システム)なのかどっち?

今回のコロナショックとも言える相場は、皆さんご承知の通り過去のリーマンショックに近いぐらいの暴落相場になっています。この相場に対して、はたしてどれだけの人が的確に対応出来ているでしょうか?かなりの確率で資金ショートに追い込まれてしまった人が多いことは容易に想像できます。

そればかりか国内の証券会社で取引をしている人は借金までしてしまうことになった人も少なくないと思います。

裁量トレードにおいては上手く波に乗っている人もいるかもしれません。

一方でEAについて言えば採用しているロジックによって、両極端に分かれている筈です。レンジ型のもの、トレンド型のもの。その中で、今回の相場でレンジ型のEAを稼働し続けていたとすれば資金運用次第では破綻に追い込まれている人はかなり多いのではないでしょうか?

普通でしたら7~8割をしめるレンジ相場に強いEAがコンスタントに利益を残していける訳ですが、今回のコロナショックのようにいきなり予想だにしない事態にはEAは対応できず資金ショートに追い込まれてしまうということになってしまいます。

レンジ型のEAを稼働させている人は、このような情報に常にアンテナを張っておきいち早く稼働をストップさせるという判断が必要だったという現実的な結果があったと思います。

EA(自動売買システム)というものは指定したロジックを感情に支配されることなく淡々とあなたが命令した通りに売買を続けるもので、便利なものであると同時に全く融通が利かないものであるということも理解しておかなくてはいけません。

売買システムは自動でも、どのように稼働させるかの判断は自分自身なんだということを再認識しておきましょう。

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