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幼少期から病気体質だったのかも...

私がまず罹患した病気は「外斜視」と「移動性精巣」と「一次性の単一性夜尿症」です。このうち、まだ治っていない病気は外斜視です。今回はこの3つについて詳細をお話ししていきます。


すでに完治した「移動性精巣」と「一次性の単一性夜尿症」からお話しします。幼かったため、正確な時期は覚えていませんが、確か小学校1〜2年生くらいまで症状が続いていたと思います。

「移動性精巣」とは簡単に言うと精巣(睾丸)が時によって一つしかない病気のことです。

https://oki-uro.com/symptoms/seisou.html


「一次性の単一性夜尿症」とは夜尿症との文字にもある通り、おねしょのことです。

https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/nocturnal_enuresis/#:~:text=5歳を過ぎて,を夜尿症といいます%E3%80%82

私は小学1〜2年生までおねしょをほぼ毎日していました。自分の意思とは関係なく出るので改善のしようがありませんでした。
また、精巣が一つしかないのもこの頃、気がつき始めました。父とお風呂に入っていた時、精巣が一つしかないんです。正直、子供ながら焦りました💦

このことを父が不安に思ったのか、近所の泌尿器科に受診することになりました。


泌尿器科で何を行ったかというと...
今でも鮮明に覚えています。

まず一般的なトイレとは別の場所に小便器が6個並んだ部屋がありました。そこで採尿をしました。
次に触診をして今、精巣がどこにあるのかを確認されました。するとなんとお腹にあったのです。
自分でもびっくりしました。

ただ医者から言われたのは「何も心配することはありません。年齢を重ねていけば自然に治りますよ」と。


その時、私がどう思っていたのかは覚えていません。父がどう思っていたのかも知りません。ですが医者の言う通りに従ったのは多分、父のおかげです。たくさん調べてくれたんでしょうね。他の病院にも行きませんでした。私の場合は医者の言う通りになりました。その後、おねしょもなくなり、精巣も今は2つです。治っていなければ手術でしたね。そう思うと治ってくれて良かった・自分の生命力が活きたと、そう今では思ってます。


続いて未だ治っていない「外斜視」についてお話しします。
本来、人は右目と左目の両方で物を見ています。目を瞑らない限り、片方だけで見ることはできません。しかし、斜視がある人は片方の目だけで物を見ることができます。もう一方の目はどこを見てるの?と思うかもしれませんが、もう一方の目は片方の目とは違う景色を見ています。

一般的な外斜視の人は無意識のうちに外斜視になっているか、外斜視の状態しか持ち合わせていなく24時間目がずれているという2パターンがあります。

https://www.tonehoken.or.jp/chuo-hospital/region/kenkou/2022/kenkou_202210.html



私の場合は特殊で意識的に外斜視にすることができる能力を持っています。どういうことかと言うと、普通の人の目にすることもできますし、外斜視になることもできます。これはもはや特技です。誇れます。小さい頃は嫌でしたけどね。友達に「外斜視やって見せて」と言われれば、両方の目を交互に外斜視にさせて、まさに大道芸のように自分の目を操ることができます。医者にも「君はかなり珍しいタイプの症状を持っているね」と絶賛?されました笑


ここまで読んできてどうして治さないの?と思っていることでしょう。外斜視は手術で治すことができます。しかし、完治させることは難しいです。手術しても再発のリスクがあります。手術しても意味ないんだったら手術しなくていいやというのが私の意見です。ただ、リスクがあるだけで完治している方もいます。手術をやるかやらないかは個人の判断に委ねられます。私はやらない方の選択肢を選んだまでで後悔は全くありません。


話は変わりますが、外斜視が原因でいじめに遭ったことは一度もありません。他が原因でいじめに遭ったことは何度もありますが...  それはまた今度の機会にでもゆっくりと。

小学生の時にたまたま同じ学年に外斜視の人がいて小学生ながら外斜視のことを理解してくれている人が多かったです。これは私にとって幸運でした。なぜなら仲間がいるからです。とても心強い味方でした。

でも他の外斜視の子を見て思ったことがあります。それはつまり、外斜視って怖いな〜って思いました。目が本当にどこ向いてるの?って聞きたくなっちゃうくらい外側に寄ってて顔だけで判断したら「ちょっと怖いからこの子には近寄りたくないな」みたいな感想を子供ながらに思っていました。ただ、当時は外斜視のことを人がどのように思っているかまでは考えたことなかった(良い友人に巡り会えたおかげで)ので、もちろん同じ学年の子たちからは外斜視のことについての質問は多々ありましたが、それが原因でいじめに遭うことは一度もなかったです。


そうして小中高は外斜視をオープンにして生活していました。しかし、大学生の時からは親しい友人の前でしか外斜視を見せなくなりました。多分、恥ずかしかったからではないでしょうか。大学生の時に初めて「外斜視が人からどのように見えているのか」を考えるようになってしまったのです。また大学生の時は精神的に病んでいた時期でもありました。その理由はまた別の機会に。
大学生の頃はとにかく「他人からどう思われているのか」が気になり、授業にも集中できなくなるくらいのレベルにまで達していました。
社会人になっても1人の時やPCを使う時以外は普通の目で過ごしました。仲の良かった先輩や後輩にも自分の素を曝け出すことはできなかったのです。


なので次の会社では外斜視のことをオープンにして働きたいと思ってます。履歴書にも書き、面接でも話します。目を自由に操れるので人と会う時は普通の目に戻せますしね。会社にとっては何の不利益にもならないと思うんですけどね...(実際、どう思われるかは分かりかねますが)。
それが原因で落とされるのだったら、その会社は病気のことを理解しようとしてくれない会社だと思って心の中で非難しときます。このご時世のなかでまだそんな古い考えをしとるのかとね。こちらから願い下げだとね。


長文の中、最後までお読みいただきありがとうございました😊 
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