セルフリーダーシップ

Introduction

私がinteeのゼミで学んだセルフリーダーシップについて紹介しようと思う。
本ゼミでは「採用基準」、「成長マインドシップ」、「不格好経営」からセルフリーダーシップのあり方を学び、ゼミや課題を通して練習してきた。今回は特に自身に足りないと感じた、直すべき部分について述べる。

リーダーシップ

始めに、「採用基準」からリーダーシップとはなにかを学んだ。
リーダーシップとはリーダーやトップの人だけに求められるものではない。チームの成果を最大にするために主体性をもって取り組む姿勢であり、だれしもに求められるものである。つまりリーダーシップを発揮するためには、常にチームにバリューを生み出さなければいけない。会議で一言も発さないのも、フィードバックで改善点を提示しないのも、協調性ではなく、リーダーシップが欠如しているだけである。
この本を読み、リーダーシップを心掛けた行動を行う中で得られた気づきが二点ある。「絶対に質問、フィードバックを発言する」という心持で話を聞くと、話の課題点が整理されて自身の理解が深まるということ、そうして全力で自分事として取り組むことがとても楽しい、ということである。

成長


2冊目は、「成長マインドシップ」を読み、成長とはなにかについて考えた。
成長とは、単にスキルや知識を身に着けることではない。スキルや知識を身に着けるための行動や習慣を身に着けること、そしてその根底にある自身の考え方や物事への取り組み方を分析し、改善していくこと、すなわち自己内省である。自己内省ができれば、自身の行動を変えられ、スキル習得につながり、成果につながる。対して私は、スキルや知識の成長にばかり囚われ、できることが増えることが自分自身の人間性まで立派なものにしていると勘違いしていた。本ゼミの講師の言葉を借りるのであれば、「自身のいやなところに向き合いたくないから」というのがその理由だ。自身の人間性を見つめることは、一見回り道に見えるし、自身の欠点に向き合うことはつらい。しかしどうして目標を達成できなかったのか、自身の思考や性格を分析し改善する、あるいは自身に合う努力の仕方を考えられるようになれば、必ず成長につながるだろう。

今後の課題

3冊目には「不格好経営」を読んだ。DeNA創設者の南場智子氏の経験を赤裸々に語った一冊であり、南場氏が常に全力投球している様子が描かれている。
この本を通して、自分が普段から物事に全力で取り組めていない、ということを痛感し、その理由が大きく二点あると考えた。一つはめんどくさい、モチベーションが落ちてしまったなどの理由、二つ目はそうしてあきらめたり、途中から手を抜いてしまった経験から、「どうせ途中で投げ出してしまうのに、はじめだけ全力だすとかかっこ悪い」というその発想自体が最高にかっこ悪い理由である。こうした自分の課題には、明確な目標を立てて、その結果と原因を明らかにしていくこと、そうした経験を積み重ねていくことが有効だと感じ、現在取り組んでいるところである。

conclusion

最後に、本ゼミを開講してくださったinteeスタッフの皆様、一緒に取り組んでくれたトロピカーナのメンバー、ゼミで意見を共有してくれた同期の皆との出会いは、私にとって本ゼミの学びと同等に大切なものとなった。
私はずっと自己啓発本やらビジネス書やらが嫌いだった。きれいごとばかりだと思っていたし、そんな本を読む時間があったら資格の一つでも取ったほうが余程有意義だと思っていた。きっと今回のゼミで読んだ本を自分ひとりで読んでもなんの学びも得られなかっただろう。そんな自分がこの一カ月ほどでこれだけ素直に学びを受け入れられたのは、ひとえにメンバーひとりひとりの成長を本気で考えてくださったスタッフの皆様と、ともに全力で取り組み、励ましあえた同期メンバーの存在ゆえだと思っている。
この一か月間の交流に感謝するとともに、今後もほかのゼミやSlackで頼り頼られ、高めあえる存在となれるよう私自身リーダーシップを忘れずにぶつかっていくつもりであること、最後に伝えさせていただきたい。

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