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2022-23シーズンインテルの補強ポイントについて

 前書き 

 インテリスタの皆さん、2021-22シーズンも最後まで応援本当にお疲れ様でした。セリエAこそ2位に甘んじたものの、コッパイタリアとスーペルコッパの二冠に加えCLベスト16進出とシーズン開幕直前を考慮するととても熱く、実りあるシーズンを過ごせたと思います。
 さて、シーズンも終わりいよいよ夏のメルカートが開幕します。2022-23シーズンに向けて私が思うインテルはどこを強化するべきなのかについて今回は書き綴っていきたいと思います。
 初めてのnote執筆なので拙い文章かもしれませんが最後まで読んでいただければ幸いです。

インテルの補強ポイント

スタメンとフォーメーションは5/22インテル対サンプドリア戦準拠

 ①中盤の控え

 多くの人が感じたのではないでしょうか。スタメンのブロゾビッチ チャルハノール バレッラの3人は素晴らしいけど控えが物足りない、と。実際私も全く同じことを思っています。スタメンの3人が揃っていれば無類なき強さを誇るインテルですが、誰か一人が欠場した際や交代した際、特にブロゾビッチが離脱した際に脆さを見せ中盤の補強の必要性をひしひしと感じました。現状の控えメンバーであるビダルこそそれなりに計算できた試合もあったものの今季限りで退団濃厚、ガリアルディーニは悪くはないものの物足りなさを感じることが多く、センシはケガで計算できずシーズン途中で移籍、ベシーノに関しては攻守に精彩を欠き続け今季限りで退団。フロントがどのように考えているかはわからないが中盤の控えの刷新は必須であると思います。特にブロゾビッチ不在時に試合を作れるレジスタは是が非でも確保するべきでしょう。それとは別にローン先から帰ってくるセンシ アグメの去就に関わらず最低1人は補強して欲しい。タイプとしては運動量のあるテクニシャンタイプか高さのあるbox to boxタイプかバレッラに似たタイプが欲しいところ。

②CB

 本職CBが4人しか居ないシーズンを2年連続で過ごしたインテル。特にシーズン中盤以降はデフライ不在時にシュクリニアルが真ん中を担当することもありシュクリニアルへの負担が地味に大きくなったシーズンでもありました。更に、デフライ ラノッキアが今シーズン限りで退団する可能性があり、本職の真ん中担当が居なくなってしまう可能性もありこちらも補強は必須であると考えます。ただ、ディマルコがシーズン途中から左CBの控えに定着したことは間違いなくチーム全体とみてもプラスであり左CBの補強は要らないと思う。
  デフライ ラノッキアの去就次第で最低1〜2人の補強+ファンフースデンのローンバックで選手層を厚くしたい。

③FW

 シーズン開幕直前にルカクが退団し代役にジェコとホアキンコレアを獲得。ジェコはリーグ戦13ゴールを上げたもののシーズンが進むにつれ衰えがあからさまに見え、ホアキンコレアは2度のケガによる欠場が響きプレーは良くても中々結果に結び付かないシーズンを送った。またシーズン途中でローン移籍してきたカイセドは加入してすぐにケガ、復帰後もほぼプレーすることなく「youは何しにインテルへ?」状態だった。既存戦力のラウタロはシーズン通しで見ると素晴らしい活躍ではあったが1〜2月はリーグ戦無得点とムラがあり、サンチェスは出場機会の減少に不満を訴え今季限りで退団が濃厚である。サンチェスの代わりの1.5列目タイプのFWは必須、できれば来季更にプレーが落ちる可能性があるジェコの代わりの9番タイプのFWは欲しい。9番タイプに関してはサトリアーノ ピナモンティどちらかの復帰で済ましても特に問題ないと思う。

④ハンダノビッチの後継者 

  長年インテルを最後尾から牽引し続けてきた我らが守護神でありカピターノのハンダノビッチも既に37歳。20-21シーズンは衰えを感じさせることが少なからずあり、21-22シーズンこそ建て直し以前のようなプレーを見せてはいるが退団がそろそろ世代交代の時が近づいているのではなかろうか。後継者の確保は急務ではあるが既に来季からアヤックスからオナナをフリーで獲得することが事実上内定している。

後書き

 今季スクデットを取ったミランに比べ、インテルはスタメンの質こそ負けてはいないが控え、特に中盤の控えの層の薄さを感じたシーズンであった。22-23シーズンのメルカートにも大がかりな投資は不可能それどころか主軸の売却の可能性もあるとの報道が出ている中でチームのウィークポイントを補強によってどのように埋めていくのか。結果を残したシモーネにマロッタを筆頭としたフロント陣やスカウト班がどのように応えていくのか今夏も注目が離せない。

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