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「ユ・ヨルの音楽アルバム」映画ならではの余韻を味わう

【2020年8月視聴】

「椿の花咲く頃」がよすぎて、またロスに陥ってしまうのですが、次に何を観るか、、、ちょこちょこ観ては、ピンと来なくて、また次という感じで。

今日は「ユ・ヨルの音楽アルバム」です。

90年代のある日、小さなパン屋で偶然の出会いを果たした女子学生と無口な青年。それは、寄せては返す波のような、長く切ないすれ違いの恋の始まりだった。
Filmarks映画

トッケビ」のキム・ゴウンと「よおくおごってくれる、、、」のチョン・ヘインの切ないラブストーリー。
この2人は「トッケビ」でウンタクとその先輩テヒ役として共演していました。
このときは少しだけの絡みでしたが、今回はがっつりの共演、ラブシーンもしっかりあり、2人が大人の俳優となっていることを感じます。
チョン・ヘインなんて、実際は32歳なのにまだ学生服を着ても全く違和感がなく、年齢不詳の不思議な俳優さんです。
キム・ゴウンも29歳でしょう。清楚で、トッケビの花嫁の愛らしいイメージのままでとても29歳には見えん、見えん。

そんな二人のすれ違いばかりのラブストーリーで、はっきりさせなさいよと言いたくなるくらいにじれったい。
観始めて気づいたことに、ドラマではなく、映画でした。
なので、2時間くらいの中で話を完結しないといけないからか、すぐに月日がたってしまって、あっという間にラストシーンとなりました。
もう終わりなの?そんな感じでした。

最近、長ーく続くドラマになれていたので、まだ展開があるものと思っていたら、あっさりと終わってしまって、それもその先どうなのよとはっきりとは分からないまま、余韻を残すラストで、観る側にその解釈を委ねるといったところか?日本の映画しても、映画とはこういうものなんですよという、これぞ映画という感覚を思い出させるお話でした。

はっきり言って「よくわからんかった」というのが感想です。

俗っぽいドラマばっかり見てるから、きっとおばさんは想像力や解釈力に欠けているんでしょうね。
ドラマと映画の鑑賞の違いをしっかりと実感できた作品でした。

【その後のつぶやき】
多分これが初めての韓国映画体験だったと思います。
長ーいドラマ構成に慣れていたので、2時間ほどで10年分の物語が完結してしまう映画のストーリーに物足りなさを感じたことを覚えています。
そもそも映画ってそういうもんだし、ぼやっとしたものでいいんです。
これをきっかけに好きな俳優さんの出ている映画も観るようになりました。
映画ではドラマでは表現しにくいテーマが描かれていたり、同じ俳優さんでもドラマよりも繊細な演技が観られたりして新しい発見があるのも楽しいですね。

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