「帝王の娘 スベクヒャン」続きが気になり過ぎる時代劇のマクチャン
全108話の歴史ロマン、壮大過ぎましたー。
BSで観始めた「帝王の娘 スベクヒャン」ですが、最初は父母の代の恋愛から始まり、戦いの場面が多く、おじさんばっかりで、全く関心持てなかったのだけれど、かなりの飛ばし見で７話目まできたら、娘時代が始まって、スベクヒャン出てきたー。
ここから、ぐっと面白さが増してして、もう月－金１日１話の放送では待ち切れなくなって、25話くらい見たところぐらいから、アマプラからチャンネルKに登録して、オリジナル版30分108話を14日の体験期間に全部見終えようというセコ視聴に切り替えました。途中まではBSで観ていたので、実質は30分50話くらい。
これは何とかなるやろと思いましたが、なんせ仕事も結構あるもんで、合間に5話ずつくらい観続けるという荒行のため、3日ほどたったところで、睡眠不足と肩こりから、頭痛、吐き気で、ダウンしてしまいました。
家族にも迷惑をかけ、仕事もさらに滞り、納期が厳しくなるという、本末転倒、自業自得なばかげたことになってしまい、非常に反省しました。
1日寝込んで、スベクヒャン視聴は一旦休止、SNSも絶って、とにかく目を、体を、追いつめられていた精神を休めることに専念。
一旦は仕事に集中、何とか無事に納品して、1週間の休みを取りました。
そして、気持ち新たに、スベクヒャン視聴を再開。
体験期間に、とか自分を追い詰めることはやめようと思ったけれど、これ、何とかいけそうなんですよね。ちょっと観始めたら先が気になって気になって、どんどん観ちゃう。
もう完全に取り憑かれている。
6世紀の百済、第24代王 東城王（チョン・チャン）の治世末期。加林城の城主ペク・カ（アン・ソクファン）の娘チェファ（ミョン・セビン）は、王の従兄にあたるユン（イ・ジェリョン）と密かに情を通じ、彼の子を身ごもっていた。そうとは知らないユンは、もし娘を授かったら百済を守る花という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。
25代王の武寧王の娘スベクヒャンの座をめぐり異父姉妹の運命が交錯する長編時代劇。
2013年放送作品だから、映像は古い感じ、出ている人もヒロイン役のソ・ヒョンジュンさん以外はちょっと今の人たちじゃないかなと思いますが、それもまたよし。
人物相関がややこしくて、ここで説明しちゃうとネタバレになってしまって、役名すら出せないのだけど、何と言っても妹役のソウさんの怪演。
顔は可愛いのに野心にまみれて、やることエグい。
あきらめたかと思えば、さらに欲望を満たすために王様をだまし、姉であろうが陥れて、嘘も本当にしてしまう。
とにかく皆がこのソルヒに振り回されまくって、嵐のようにストーリーが展開していく感じ。当然観ている私も巻き込まれて、ずっとハラハラ、イライラしっぱなし。
これが私の精神に差し障ったか？と思うくらい、また何か起こるんじゃないか、何でやー！と常に心が落ち着かず、それが毎回続くので、穏やかに観ていられない。
結局最後までどうなるのやら、勝手に落としどころを考えるのに疲れましたが、まるーく収まって、笑顔で終わるので、充足感がありました。
ヒロインのソルラン役、ソ・ヒョンジュンさんは、妹に劣る美貌とされていて、最初は冴えない風貌なんですが、後半になるほど、美しさが増してくるのは、メイクや衣装によるものはもちろん、自らにじみ出てくる気品があり、やっぱり女優なんですよね。
「なぜオ・スジェなのか」「浪漫ドクター キムサブ」を先に観ていたので、「帝王の娘 スベクヒャン」から積み重ねてきて今があるのだとその変遷を感じられたのもよかったです。
それから、チンム公役のチョン・テスさん、ハ・ジウォンさんの弟なんですね。
役柄も演技もすごくよかったんですが、この作品を最後に命を絶ってしまったとのことを知り、苦悩する姿が役柄とも重なって、切なさいっぱいです。
最後に残念だったこと。
ヒロインのお相手、太子様が全くタイプではなく、ロマンスパートにトキメキが感じられなかった。
韓ドラあるあるで、想いが通じ合うと急にベタベタし出すんですが、それが気持ち悪いぐらい。
珍しくそういうシーンもどんどん飛ばして観てしまいました😓
時代劇は斬られても斬られても蘇ってくる大胆なアクション、きれいな衣装や歴史建造物や景色を楽しめる一種のファンタジーで、それを背景に描かれる愛憎やロマンスが魅力ですね。
私の韓ドラ原点は「オクニョ 運命の女」で、今もそれは変わらず時代劇が好き。
最近は韓ドラかいわいもちょっと飽和状態かなと感じているので、新しい作品を求めて不毛な時間を費やすのにもうんざり。
原点回帰、過去の作品や時代劇を観まくるというのもいいかもなーと考えています。
視聴ペースがのろのろで、noteが書けないのが大問題なんですけどね。
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