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【人と話すことの効能】

日頃、相談対応をしていると一人で抱え込み、一人で考える人に多く出会います。
一人で考えて答えを出すことは美徳ではあると思いますが、賢明ではないと、ワタシは考えるクチです。

その理由の一つに、自分では見つけられなかった物の見方に出会えるということがあります。


選挙トークから

先日、友人と会っ際に「選挙」の話になったんですね。
ワタシは、先のnoteでも書いたように選挙で選択肢が無いなら「白票」という価値観を持って過ごしてきました。
ところが、その友人は白票主義を一蹴したんです。

「白票は、選挙で決まった大勢多数に従いますという意思表示」

と、友人は語りました。
「国政に一切文句は言いません」という投票に行かない行為と大差は無い様子なんですね。
noteにまで書いたのに、自分の考えは灰燼に帰すこととなりました笑。

友人がそこまで言うのは、やはり選挙を勉強しているからのようで。
政党や裁判官の選び方、争点となっている「夫婦別姓」」「LGBT」に関する各党の主張などなど、多角的に考えているようでした。
この話から、やっぱりちゃんと勉強してみようかなぁ…という気力が芽生えました。

人と話すというのは、こんな効能があると思います。
自分一人では出会えなかった価値観に出会え、それが自分に合っているのか合わないのか、考えることができます。


メンタルヘルスの世界も似たような感じ

「話したって解決しない」
「話したところで状況は変わらない」

という言葉を度々耳にしますが、いま、ここで、人に「話している」という事実が大切ということをお伝えするようにしています。

人と話すと、自分の気持ちが整理できたり、新しい発想を得ることで考えが進んだりします。
メリットはとても大きな行動だと思うんですね。

ぱれぱれの名前は、イタリア語の「話す」という単語から来ています。
屋号にしてしまうほど、人と「話す」って根本だし、とても大事にしたいことだなと思うのでした。

解決をめざすカウンセリングルームを開きたい
ぱれぱれ