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【裏メニューの「白票」は美味しい?】

選挙、魅力的な候補者がいないから行かない。
と、いうあなたに知ってもらいたいこのぷちしき。
今日は「白票」のハナシをします。


白票ってなに!?

選挙は、こんなカラクリがあるのですがご存知ですか?↓

○白票を投票する
=「あんたたちの中に選びたい人はいない!!」という意思表示。選びたい候補人がおらずガッカリですというメッセージを伝えることができます
○選挙に行かない
=「誰が選ばれても私は文句言いません。いい諾々と国に従いますよ」という意思表示。つまり、どんな人間が政治を治めても何も文句は言えない状態です

白票は、投票用紙に何も書かずに投票箱へinする方法です。
「選びたくない」とか「該当者無し」など不要なことを書いてしまうと、無効票とになりカウントされなくなりますので注意してください。


白票の効力とは!?

なぜ白票に力があるのか、例を見て考えてみましょう。

例) 200人の村で村長を決めることになりました
AさんとBさんが戦い、40票vs10票でAさんが圧倒的に勝ちましたとさ

投票人数は40人+10人=50人
村民200人のうち50人しか投票せず、他の150人はAさんもBさんもビミョーなので投票をしませんでした。

では、この150人が白票を出して「選びたいほどの人材がいないんじゃ」という意思表示ができたらどうなったと思いますか?

投票人数50人で、Aさん40票、Bさん10票のとき
Aさんは、50人の投票数の中で40票得たので [ 40/50=80 ] %の人に賛同されたと見なされます

 ↓ ↓ ↓ しかし…

投票人数200人で、Aさん40票、Bさん10票、白票150票のとき
Aさんは、200人の投票数の中で40票を得たので [ 40/200=20 ] %の人に賛同されたと考えます

同じように当選したとしても、80%の人気を得たのか、20%の人気を得たのかで意味合いが変わります。
「白票」は、きちんと意思として現れるんです。


白票をメンタルヘルス的視点で考える

白票を、ぱれぱれらしく人の行動的な視点で説明しますと…
白票が注目されないのは、人の性(サガ)であって、メディアの影響があると思います。

人間は、目に見えたものしか認識できない生き物です。
幽霊や宇宙人など、見えないものはなかなか認められない。
選挙も同じ。候補者一覧の中に「白票」なる選択肢があれば選べるのに、そんな記載が無いので「白票」のアイディアすら浮かびません。
白票は、お店の「裏メニュー」のような存在。知っている人しかオーダーできないんですね。

さて、衆議院の選挙が始まるみたいですね。
「政治にモチベ上がらないわぁ」という方は、白票をオススメしますよ^^


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