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【車が認知症に“気づく”時代!?】

車の可能性はどこまでも広がりますねぇ。
AIで、運転の安全を守る試みがあることを知りました。
AIは活躍の幅が無限大ですね。

読売新聞




ホンダの挑戦

車は、鉄の塊が何十キロも出す乗り物ですから、心身ともに健康でなければ危険なアイテム。

自動車会社のホンダが、ドライバーの健康状態を判断するシステムを開発しているようです。
ドライバーの目の動き、走行中の車間距離や反応時間などを総合的に解析するのだとか。

運転支援システムとは異なり、ホンダの開発は病気をドライバーが未自覚のうちから察知しようという試みなんだそうです。
健康診断みたい。

読売新聞



システムの着眼点

ホンダが注目したのは、認知症と緑内障。
たしかに、これらは比較的初期のうちであっても、運転には危うい特性があるものですもんね。
早期に発見し、大きな事故になる前にアラートを発することがねらいなのだそうです。

認知症のドライバーの特徴

●判断力が低下する
(ストップアンドゴーなど、“咄嗟の”判断が難しい)

●物事を認知する、記憶するなどの力が低下
(歩行者の存在、交通法の遵守などいろいろなことに影響)

●気分が不安定なることも
(認知症は、タイプによって感情の抑制が効かなくなることもあります)
緑内障のドライバーの特徴

●物理的に視野が狭まる(死角が増える)

●目が見えなくなる

など
双方の共通点

●症状の進行がゆるやか

●だからこそ、本人も周囲も気づきにくい



その他の自動車会社の取り組み

その他の自動車会社でも、安全運転のための開発が進んでいるようです。
たとえば…

トヨタ自動車
●運転者の視線や顔の向きなどをとらえる装置
●走行中の脇見や眠そうな表情を感知すると、警告音を鳴らしたり、シートベルトを振動させたりして注意を促すシステム

マツダ
●カメラとセンサーで、居眠りや急病を検知、車を減速・停止させる機能を開発

いずれも「現在起こっている振る舞い」を検証してアラートを出す仕組み。
ホンダは、それらを「起こる前に見つけよう」としているのかな…?他社とは趣が違うようです。

個人的には、モノレールのように運転手がいなくても走れる車が開発されたらいいなぁと思っていたりします。
そうすれば、高齢者も飲酒者も、交通難民にならずに済むだろうに…と、思うのでした。
技術屋さんたちの腕にこれからも期待ですw


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