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【「死」を学んだことありますか?】

朝の投稿にしては重いですが笑、勉強になるお話ですよw

最近、ひょんな縁から「死」の知識に出会ったんですね。
私にとっては非常に灌漑深い学びだったので、復習がてらまとめてみます^^


致死率100%

不死の生命はこの世に存在しないので、生き物の致死率って100%なんです。
死なない人間はいないのに「死」というものは見てみぬふりをされたり、変に美化されたりします。
有名人が他界した際は分かりやすいですね。センセーショナルなネタとして報道されます。

どこかおとぎ話のように捉えられがちな「死」ですが、誰もが死ぬんですから真剣に向き合ったり見つめたりして良いものなんです。


「死」の視点

「死」を学ぶときは、2つの視点から考えることがきるようです。

1) 死に遭遇する側、送り出す側
2) 死を迎える側、受け入れる側


1)はグリーフケア、1)2)ともに該当するのはデスエデュケーションでしょうか。
障害や病気は「当事者」になることでキモチの理解が進むことがありますが、死ぬ時の気持ちは当事者になっちゃったら後から語れませんので想像するしかない分野です。

ということで、2)に関しては、その瞬間やそこに向かうまでの当人の気持ちを慮りながら進めるメンタルヘルスケア。
とっても思慮深い営みだと思います。

しかし、いきなり死にゆく人の想いを想像するのはハードルが高いので、今回は誰もが「当事者」になりうる1)の視点、つまり、「死」を見届ける(た)人への支援を考えてみます。


グリーフケア

グリーフケアって、あまり耳馴染みないですよね。
グリーフケアとは「何かを"失う"ことで衝撃を受け、悲しみを感じた人に行うメンタルヘルスケア」です。

人は、常に得ることと失うコトを繰り返して生きています。
「失う」ということは、今まで当たり前にあったものが無くなるという体験。
パートナーと別れるとか、健康を失う(コロナ、障害など)、役職から外れる、クビになるなどいろいろあります。
人によって悲しみの大きさは違いますので「生きてれば良いことも悪いこともあって当然」なんて気持ちではできないケアです。

そして、やはり、人の一番大きな悲しみは「死」です。
突然の事故や病、自殺などで親しい人を亡くした時のケア、これがホントに尊い。
今、私が行っているカウンセリング業務でも、親御さんを亡くしそう、亡くしたという相談をいただくので、グリーフケアの視点はとてもありがたいですね。

まずは、「死」を腫れ物に触れるように扱わないようになりたいもの。
「死」は正面切って学んで良いものなんだよ、ということを覚えておきたいです。

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