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映画『護られなかった者たちへ』

敬愛する作家さんの作品が、今日から公開の映画になったようなのです。
深くて切ないお話。

今回はその話をしてみようと思います。
ネタバレ無いように気をつけて進めますね(^^)


物語のテーマ


作家 中山七里さん

いつも、私はこの人の作品ばかり読むのですが『護られなかった者たちへ』も、その一つ。

テーマは、生活保護です。

とても難しい題材ですよね。
あまり主題として取り上げられるテーマではないので驚きますね。

殺人事件の犯人を追う定番のミステリーですが、犯人を探して終わりではないところが深いんです。


生活保護の実際が垣間見える物語

原作では、こんなくだりがあります。
映画でもこのセリフがあるんでしょうか。

「生活保護が定期収入のような感覚になっている」

生活保護は「ベーシックインカム」ではないですよね。
多少なりとも収入があれば、その分を差し引いて支給されますし、臨時収入なとがあればもちろん停止や廃止が検討されます。国に返金することもあります。

それが前提の制度なのですが、なぜか受給する側は定期的な「収入」と考えるようになってしまうことが多い印象です。
もちろん、皆さんがそうでないのでしょうけども、実際に生活保護受給者と対峙していると、その認識の多さには驚きます。


以前、このnoteでも生活保護を取り上げたことがありますので、よろしければご覧くださいな^^


護られなかった者たちへをオススメする理由

生活保護の全体像をつかめる深ぁい作品だと思います。
とくに、生活保護になれないラインの人たちのことを知ることができます。

七里さんの作品は、深くて切ない、けど、温かくて優しい。
護られなかった者たちへ
心動かされる体験をしたい人、これから人の支援に携わろうとしている人にオススメの映画です^^

イケメンのくんが主演です笑


解決をめざすカウンセリングルームを開きたい
ぱれぱれ