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【メンタルヘルスの専門職はこんなことを想う】

羽村市動物園のペンギンの話を知っていますか?

同性カップルは、人間だけではなく動物でも生まれます。
この動物園の1組のペンギンが、オス同士でペアを作っているそうです。

先日、飼育員さんのインタビュー動画を見たら、こんなハナシをしてました。

たまご温めたかった

とあるペンギンの巣から1個のたまごが転がり出てしまったんですって。
四六時中温めなければ、たまごが死んでしまうような状況。
夜間の出来事とあって誰もおらず、たまごにとっては大ピンチです。

ところが、オスペアのペンギンの1匹がそれを見つけて、本当の親の代わりに温め続けたようです。
それで、そのときは緊急避難ができたんですね。

その状況を知った飼育員さんは考えたそうです。
グッジョブのオスペンギン、以前からたまごっぽい石を温めて擬似子育てをしていたとか。
その光景に子育ての意欲を感じ、飼育員さんは転がったたまごを引き続きオスペンギンのペアに託したんですね。
すると、たまごからかえったヒナはすくすく育ちました。

…と、いうエピソードでした。



それでいいじゃないと想う

飼育員さんの粋な計らいに、とても感動しました(^。^)
擬似子育てをしていた光景を覚えていた観察力もさることながら、オスペアだからとこだわらずに、たまごを託したのはファインプレーだと思いました。

人間もこれでいいのにと、ワタシは思う人です。
様々な背景で親と切り離された子、子どもが欲しいとのぞむ同性カップル、双方に縁を持てる機会があっても良いのにと思います。
ということで、同性カップルの法的な絆や養子縁組を認めれば、幸せな「家庭」が増えそうだな…と、考えるのでした。


まとめ

私は異性愛者なので、まんま本人の気持ちになって考えることは難しいはずですが、人間だもの想像はできます。
この世の中は自分の経験したことのないことでいっぱい。
人の人生に関わることを考えるときは、ことさら想像力が欠かせないと思います。

日本のえらい人には右脳トレーニングをしてもらいたいものですね。


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