マガジンのカバー画像

台北でひとり

8
2018年7月2日(月)から 7月6日(金)まで、台北でひとり。その日記です。バックパッカーでもなければ社交性もない、台湾語はもちろん英語もしゃべれないぼくですが、いまのところ楽…
運営しているクリエイター

#diary

台北でひとり ⑥ 『何をやっているんだ俺は』

次に向かったのは『寶蔵巌国際芸術村』。昔は200世帯、400人くらいが住んでいたという川辺の村が、今では空き家を使ってアーティストインレジデンス(作家がその土地に暮らしながら制作を行える場所)になっています。もちろんまだ村のひとも住んでいるので立ち入り禁止の居住エリアもあり。知らずに入ってしまったものでそうそうに警備員さんに怒られるなど。 写真ではなかなか伝わりづらいのですが、石造りの古い家屋がかなり密集し、入り組んでいます。 時々、家屋と家屋のあいだに石段があったり、こ

台北でひとり ⑤ 『長澤まさみが好きだ』

2日目。友人に紹介してもらった写真家の展示を見に『臥龍貳玖』というオルタナティブスペースへ。100年以上も前からある大学かなんかの施設の跡地をそのままアート空間にしたという感じ。リノベーションとかではなく。 入口の雰囲気 建物 キョンシーとか出てきそうな感じ。 中もレンガ作り。薄赤い空間にモノクロームの写真が鮮烈。まぶしいくらい。 写真家のパーソナリティもステータスも作品のコンセプトも会場のストーリーもあまりわかってない状態で作品を見るという機会がなかなかないので、