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パリで見つけた仕事が給料0円だった話。

Bonjour !
こんにちは!keitoです。

ずっと住みたかったFrance,paris。
憧れだった。
毎日の素敵な日常、お洒落な街並み。
聞き心地の良いフランス語。
心躍るマルシェ、蚤の市。
長年の、12年間の私の想いを叶えに来た場所。

大きな期待を持ち、何でも出来そうな
気持ちでワクワクして
楽しいことしかないだろうと
言い切れるくらいポジティブだった
24歳の夏。

海外でファッションの仕事を未経験で
始めるとなると、基本的には最初は
給料なんて出ないということを初めて
このときに知った。

何もできない奴に何で給料なんて
払わないといけないの?
むしろアシスタントととして
こちらが面倒を見るのだから
時給払って欲しいくらいだよ。
というスタンスだったので日本でしか
働いたことなかったし
温室育ちだった私からすると
震え立つ言葉だった。

3カ月の試用期間。
もしこれで使えなかったら契約はなし。
そういう世界だ。

私も辛かったけどおそらく
ラグジュアリーブランドの世界は
もっと過酷な労働形態が多いと思う。
というかファッションの世界は
本当に体力勝負。

私はデザイナーや、パタンナーではないので
ずっと物を作り続ける職人の大変さは
わからないけれど
ファッションを仕事にパリで働くというのは
とてつもなく根性と努力と運が必要に
なってくると思う。

私が任された仕事は
Instagramを使って知名度0のバッグを
売ることから始まった。

わたしが給料0円でもやってみようと
思えたのはなぜだろうか。
今、考えてみると昔言われて覚えていた言葉が
きっかけだった。

安心安全なところにはチャンスはない。
怪しいところにしかビジネスチャンスと
いうものはない。

そう、怪しかったから(笑)

私は頭の中がバグってるときがあって
スリルのあるときほど
追い詰められるほどワクワクするという
ちょっと変わった一面を持っている。

わかりやすくいうとジェットコースターに
常に乗っていたい人という感覚。
メリーゴーランドでは飽きてしまうのだ。

わたしがこの仕事を選んだ理由として
・今までやったことがなかったから
・未来が不透明だったから
・成長できそうだと思ったから
・ワーホリ後も続けられる可能性がある仕事だと思ったから
・ネット販売に興味があったから

直感、というのもあり決めたものの、
私も泣きながら悩み苦しんだこともあった。
アシスタントをしていた他の子に
脅されたこともあった。

もう何が正解かわからなくて
どうしようもなかったときがあった。

海外で働くということは新たな挑戦。
もちろん大企業で働くということを選んでいたならば
私みたいなことはないかもしれないけど
私は大した学歴も資格も語学力もコネも
一切なかったから
できる範囲から行動していくしかなかったんだ。

でも20代前半はどれだけ失敗しても
許してもらえる。
恥ずかしい思いをすればするほどいい。

給料0円でも他の仕事でまかなえば
どうにかなる。
学ぶために、ステップアップのために
大切なことはお金を最初からもらえるかどうかより経験を積むこと。

お金は後からついてくる。

そのために学べることは学べる人から
学んでいく。
目的のために少しでも価値のある仕事だと
感じるならお金がどうでも
若いなら色々やってみるべき。

お金は後から取り戻せる。
でも時間は取り戻せない。

何かに迷った時はそう思うようにしてる。

行動力しかない私だけど
今までやってみて後悔したことなんてない。

時間の無駄だと思ってたことも
数年後考えてみるとそうじゃなかったと思えることもある。

海外出る勇気があるなら海外で
思いっきり挑戦してみてほしい!!!

私はそういう子をめちゃめちゃ応援したい。



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