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家族は依存じゃなくて協力で成り立つもの

深夜、妹とこんな話をした。

良い関係を築ける家族とは、依存し合うことじゃなくて協力できる関係であること。

足を引っ張り合うのではなく、困ったときに協力し何でもない日はお互い自立してまるで他人かのように人生をそれぞれ楽しむという割り切った気持ちを持つということは大切。

現在日本の深刻な問題になっている5080問題が起こってるのは明らかに親子の関係の築き方を間違ったからだ。

あれは間違いなく、依存関係が著しく現れた結果である。

家族だからといって、人1人の人生にズカズカと土足で踏み入れて勝手に決めつけた人生を送らせたり、あなたのことが心配なのよと言って何でもかんでもやってあげることはただのエゴでしかない。

家族は時に厄介なものになると思う。
決して100%幸せな形で人生を終われるわけではないと思うし、家族を持つことのリスクだって必ず存在するんだ。

1人だと起こらないそのリスクを背負って
家族を作り、それを受け止めて生きていかなきゃいけない。

私たち家族は正直、仲良くはない。

みんなバラバラで成人してから仲良く旅行に行くこともないし、ご飯を家族全員で一緒に食べることもほぼない。
食べることもないと言うより、家族全員で妹が食べたくないので一緒に何かをするということが難しい家族なのだ。

共感力ゼロレベルの私たち家族は
4人とも自分の人生を生きてる。

それでも困ったときは助けてくれる。
でも口出しはあまりしない。
されても無視してるの間違いかもしれないけど(笑)

それでも年を取るたびに家族として
距離感を大切に生きることは
お互いにとっての成長だと思う。

協力はするけど依存はしない。

愛してるけど、いつか必ず離れ離れになって
死んでいく。
そんなことを言うのは辛いけど事実なんだ。

パリと日本で遠く離れた場所で生活してるときによく思う。

日本は安全だけど、地震大国で自然災害も多い。もしかしたらパリにいる間に一気に家族を失う可能性だってある。

でもそれでも1人取り残されたとしても
わたしはパリで生きたいと思うよ。
冷たいと思われるかもしれないけど海外に住むというリスクはそういうところにもかかってくるので決して楽しくて良いことばかりではない。

それを応援してくれて
いってらっしゃいと言ってくれる家族がいる。

人生楽しんでねと本気で背中を押してくれる家族がいることは幸せだ。

家族がいないとだめだという依存じゃなくて
家族がいたら協力しよう。
生きてる短い期間は家族として家族を応援し
助け合って生きていこう。

そんなことを思う。



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