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NovelAI画角研究② ディフォルト②   LARGE LandscapeとWALLPAPER Landscape

引き続き。AI画の画角について考えてみたいと思います。
前回はsmall landscape と nomal landscapeについて考えてみました。
今回はLarge landscape と Wallpaper landscape です

(サイズ表)
SMALL    Portrait 512× 768 Landscape 768× 512 Square 640× 640
NOMAL   Portrait 832×1216 Landscape 1216× 832 Square 1024×1024
LARGE   Portrait 1024×1536 Landscape 1536×1024 Square 1472×1472
WALLPAPER Portrait 1088×1920 Landscape 1088×1920
(※V1の場合はV2V3のSMALLがNOMAL、NORMALがLARGE、LARGEがLARGE +と表記されるのでご注意)
 ここからはそれぞれのサイズをV2V3の表記で紹介します

まず結論です


ディフォルトで作るならおすすめは断然「nomal」


こちらの動画を見ていただければお分かりいただけるかなと。アップスケールが強い!4k動画の瞳のアップに耐えうるのはsmallとnomalのアップスケールでした。largeとwallpaperはアップスケール不可なので、アップスケールできる最大の大きさのNomalがあらゆる面で最強と思いました。アップスケールは7Anlasでできるのでenhanceより安いのも嬉しいですね。4864×3328の高画質は頼りになりますよね

smallは作成もアップスケールもopasプランは無料でできるので、うまくやれば無料で3072×2048の大きな画像が無料で作れます。ただ小さなサイズでうまく生成するのはなかなか困難でした。

Landscape LARGEとWALLPAPER について

まず最初に正直に言いますが、私はほとんどLargeやWallpaperのサイズで画像生成をした事はありません。
 なぜかというと、まずAnlasをそれなりに消費するということ。Largeで作ると最低でも36、wallpaperも48かかります。これだけ消費してガチャをしているとあっという間に月間のAnlasを消費してしまいます。加えてインペイントで修正するにも同額のAnlasを消費します。これもガチャなのでね。なかなか勇気がいりますね。さらに↓の画像はwallpaperで作成したのですが、どこか寂しい、イメージがありませんか?

余白が広すぎて何を表したいのかわからない画像

大きなサイズで生成するには、それなりにたくさんの要素を詰め込まないと寂しい感じになってしまうんですよね。それが何を詰めたらいいのかわからなくなってしまう。なので私は大きいサイズが苦手です。唯一気に入っているのはお正月のイラストです。これは時々出してきて呪文をこねこねしていたのでかなり要素も詰め込まれていていたのでSMEAをonにしてwallpaperで作りました。要素の多い繊細な描写をしたい場合はwallpaperお勧めです。気合い入れて挑む、のようなサイズだと思っています。特別感のあるサイズですね。

SMEAと高画質サイズで精製することで面白い画像になったと思っています。

まとめ
1、large サイズとwallpaperサイズはopasプランでも生成にanlasを消費し(最低でもlarge36 wallpaper48)、修正にも同額のAnlasを消費する
2、画角が広いのでそれなりに呪文を練り込まないと寂しいイラストになってしまう場合がある
3、SMEAを生かした繊細で複雑なイラストを作るのに向いているかも

Up scaleとEnhance


どちらも生成された画像をアップサイズできるツールですがUp scaleは画像をほぼそのまま大きくアップサイズする、Enhanceはアップスケールしつつ画像を「強化」するという違いがあります。opasプランでもどちらもAnlasを消費します。Up scaleはワンサイズで
smale 0Anlas(3072×2048), nomal 7Anlas(4864×3328)

EnhanceMagnitudeの値(強化の強さ)によって消費Anlasが変わります
small (そのまま).      Magnitude 1~5 0Anlas
           1.5×
(1152×768)       Magnitude 1~5 0Anlas
              2×
(1536×1024)     Magnitude 1→6Anlas 2→12Anlas  
                                                      3→15Anlas  4→18Anlas 5→21Anlas
nomal   1×    Magnitude 1~5 0Anlas
             1.5×  
(1856×1280)Magnitude 1→10Anlas 2→19Anlas  
                                                      3→23Anlas  4→28Anlas 5→33Anlas
※アップスケールは一度すると保存以外の事ができなくなります。インペイントによる修正や加筆もできなくなるので注意が必要です。

後でまた加工したい画像の場合はアップスケール、enhanceをする前の画像も一緒に保存するのがお勧めです

元絵 normal landscapeサイズ1216× 832
アップスケール後。画像はほぼ変化がないが4864×3328に大スケールアップされている
normal Enhance1.5×Magnitude3
normal Enhance1.5×Magnitude5
small元絵768× 512
1×Magnitude1
1×Magnitude3
1×Magnitude5
 1.5×Magnitude3
 1.5×Magnitude5
 2×Magnitude3
 2×Magnitude5

enhance とupscale個人的な見解

おすすめはupscaleです!
nomalサイズでガチャをして、気に入った画像が出たらインペイントで修正後アップスケールが高画質画像を作るには一番コスパの良い方法かなと思っています。
V3になってからインペイントもかなり強化されたので。
enhanceはAnlasも消費するし、ガチャなので好みの画像になるかどうかは運なんですよね。

enhanceは動画で動きを表現するのには使えると思っています
これは以前作った動画の一部ですが、このようにエンハンスで変化画像を作ってパラパラをするというのには使えると思っています

今日はこの辺で。次回はportraitです!

補足
enhanceよりupscaleがおすすめと書きましたが、カスタムサイズの記事を作っていて、こまかい描写+SMEAの画でenhance(magnitude3)をかけた所、とても良い画ができました。1×でenhanceすれば、その後upscaleも出来るので、やってみて損はないかもしれません(1×のエンハンスは0アンラス、アップスケールは7アンラスで出来るのでAnlasの消費も抑えられます)

元絵 V3 DPM++2sAncestral  SMEA

Enhance1× guidance3

描写が滑らかに

サイズが大きすぎてアップ出来ませんでしたがupscaleした所さらに滑らかで良い感じの画像になりました。

5376×3072の大画面でさらに滑らかになりました

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