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【宮城エリア予選best32】黒モリア【感想文】

割引あり

はじめに

 こんにちは。万能ねぎ。(hayato_apeiron)です。今回はONE PIECEカード チャンピオンシップ2023 2次予選 エリア大会の宮城大会に参加した結果、運良く決勝大会に進む権利を得ることができたので、いつも通りダラダラと感想文を書き残しておきたいと思います。本当は黒モリアというデッキについて構築論やゲームプランなどについてまとめたいという気持ちもありますが、調整時間や試行回数などが足りていない為、デッキリストやプレイングの解説は最小限に留めます。全文無料ということでお許しください。

調整履歴

 今回の宮城大会は、“新弾『双璧の覇者』発売の1週間後”という短い調整期間で臨むことが決まっていました。(と言いつつも正式に発表されたのは割と大会直前で、情報が錯綜していた。)自分自身について言えば、どちらかというと環境や構築が固まってからプレイングを詰める方が得意なプレイヤーと考えていることに加え、今回の宮城大会には東京大会の第一希望が通らなかった関東勢が流れてくることが事前にわかっていたので、厳しい戦いになるだろうと予想していました。(プレイヤー人口が多く非公認大会も活発な関東勢に比べて、宮城勢では上位層のプレイヤーの数も質も劣っていると考えている為です。批判的な意図はありません。)
 それらを理解した上で限られた時間の中できることをやったつもりです。

・発売前

そもそもモリアというキャラが好き◎
リーダー効果も昔愛用していた青ドフラに似ている◎
初めに触るリーダーはモリアに決まりました。(実際はペローナも少し回した。)

 はじめは大体こんな感じでした。(最初期はヒナルッチも4積み。)素直にデザイナーズを信じてスリラーバークにして、復活させて強そうな犬っぺとケルベロスを4積み。安定感もあって普通に強かったです。しかしいくつか問題点が見つかりました。
①アイスエイジがないと8モリアの投げ合いになった時一方的に8モリアを取られて負ける。
②アイスエイジを入れるとガード値ないカードが多くなり、特に黄緑ヤマトのような早いデッキに対してハンドのリフレッシュが追いつかない。(+盾のガード値が期待できない。)
・発売後
 問題点が見つかったとは言え、安定感があり明確な不利対面なども見つからなかっため引き続きスリラーバーク型を使用して練度を上げていました。途中紫ルフィや黄カタクリなども調整メンバーとの練習でちょこちょこ回していました。
 しばらくすると関東の非公認大会などで結果を残しているのは海軍型という情報がTwitterなどで流れてきて、大会3日前か4日前くらいに海軍型を触り始めてフムフムとなる…さらに前日に2ブロッカー採用やサボ採用などの型が強いことを知りもう無理だよ!間に合わないよ!となる。そんなこんなで練度などを考慮した上でデッキを決めました。はじめの頃は盾5キープとかのプレイしてたのでプレイも構築もだいぶ方向性が変わりました。

結果

チャンピオンシップ2023 2次予選 宮城大会
使用:黒モリア
予選スイスドロー:7勝2敗 30位入賞(決勝大会権利獲得)
◯黒モリア 後攻
◯青紫レイジュ 先攻
✕黒モリア 先攻選択
◯青黒サカズキ 後攻
✕赤ニューゲート 後攻
◯青黒レベッカ 先攻
◯黄カタクリ 先攻選択
◯不戦勝
◯黄緑ヤマト 後攻

 1次予選に引き続き宮城で次の大会への切符を手に入れることができました。最初の方からずっとオポが高く、対戦相手の方々には感謝してもしきれません。ありがとうございました。仮に早々に2敗してしまったとしても、諦めない心というのは大切だなと感じました。


デッキリスト"シンドリーだけは削らないで"

 時間がない中で調整した結果としては十分な出来だったと思います。レベッカやコビーが微妙である事には前日に気づきましたが、間に合わないのでこんな感じでした。結果がついてきて良かったです。
 黒モリアというデッキはそのリーダー効果と8モリアというカードの性質上、採用できるカードの範囲が広く構築の自由度は高いですが、一つだけ言いたいことがあります。

シンドリーだけは削らないで”

 このカード、最強です。5枚トラッシュ気持ち良すぎて脳汁がやばいです。このカードを先1で打つか打たないかで、その後の動きやすさと動きの強さが明確に変わります。黒モリアというリーダーはトラッシュの質がダイレクトにデッキの出力に関わってきます。それを理解することが黒モリアというデッキを理解する第一歩だと思います。(スリラーバーク型を触っていたことでトラッシュを肥やすことの必要性に気づけた。もちろん対面やハンドによって用法用量を守って正しくお使いください。)
 シンドリーやペローナは特にハンドからよく出ていくので2000カウンターは通常のデッキの感覚以上に積むことをお勧めします。実際に持っていったデッキリストでは9回戦を戦い切る安定感を重視した為、ガード値なしは11枚と比較的少なめに、ブランニューサーチ対象は23枚と比較的多めになりました。盾一枚のガード値の期待値は1000を超えていて回していてかなりストレスフリーなデッキになっています。(それでもほとんどの対面で微不利〜微有利の相性差を保てているのがこのデッキのすごさ!)

プレイング

 大噴火やアイスエイジ、ルッチやアブサロムが積まれていることから除去デッキだと考えている人が多かったと思いますが、別にそういうわけではないと言うのがまず大事です。アブサロム、ホグバック、ペローナという優秀なキャラの中から最適なものを選んでアドバンテージを稼ぐ認識を持ちましょう。8モリアから登場させるキャラはヘルメッポ+ルッチやレベッカ(+コビー)+ヘルメッポなどの除去である必要はなく、4ボルサ+ブランニュー、ホグバック+2ブロッカーのようなリソースや守りを固める動きも強いです。
 プレイングに関して一つだけ触れるならば、ライフを詰める動きよりも相手のキャラを同値ないしは2000要求で殴り続け相手のリソースを削ることが一つの指針です。盾を攻撃するときも、オーバーに殴る必要はなくチビチビ殴ってればいつかは通ります。相手視点ライフを貰わないとハンドリソースが無くなってしまうからです。逆に言えば相手のキャラを着地狩りし続ける(例えば大噴火+リーダー効果アブサロムなど)ことはむしろこの指針と矛盾しています。殴りで取れるキャラは殴りで取って、残ってしまうと相手にアドバンテージを稼がせてしまうキャラ(例えば最速7キッドや最速イチジなど)はアイスエイジでしっかり取りたいという感じです。ミラーの8モリアは調整初期は除去しなければ負けると思っていましたが、最近ではブロッカーや盾を駆使すれば除去しなくともゲームを続けられるのではないかと考えています。(盾やブロッカーで受ければいい!)

おわりに

 noteやtwitterには構築やプレイングに関する色々な情報が溢れています。当たり前ですが、全てが正しいわけではありません。(もちろん発信者がわざと騙すようなことをしているわけでもない!)このnoteも同様です。たくさんの情報の中から本質を掴む上で大切なことは、自分で考えることだと思います。全ての情報を鵜呑みにしていたら強くはなれないと思います。noteを読んでいる中でも「これって本当にそうなの?こうするべきなんじゃない?これが強いならあれはどうだろう…」みたいなのを連想的に色々考えることができるようになれば、カードを触らなくてもカードゲーム力は鍛えることができます。特に時間がない時には自分の頭の中で色々考える能力が大事かもしれません。

 今回の大会前の調整では多くの仙台ONE PIECEカードプレイヤーの人たちと調整させて頂くことができました。まとめてのお礼になってしまい恐縮ですが、本当にありがとうございます。新弾発売後は毎日安定して10人を超える人が平日夜集まっていて、調整するには素晴らしい環境だったと感じました。これからもよろしくお願いします。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。全く話が変わりますが前期の決勝大会も含め本当に欠損がやばいです😢勝ち切れてない自分が悪いんですけど。媚びてる自分ダサすぎてくさ。金が欲しいw大阪遠いよんんん

 欠損を補填してくれる方、このnoteを読んで少しでも為になったよという方、決勝大会の応援をしてくれる方からの支援は常に募集しています。⬇︎

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