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お1話・女の子におんぶしてもらいたい男子~ダンサー女子のおんぶに乗った
ボクには、女の子に、おんぶしてもらいたいフェチ、というのがある。
しかし、学生時代以下の若い頃には、ボクは、モテない男子カテゴリー
側に暮らしていたこともあり、女の子におんぶしてもらえる機会はなかった。
そんなボクが、おんぶしてくれる女の子と出会えたのは、29才のとき、
相手の女の子は22才、OLさん。
当時ボクはべつの女性と遠距離恋愛をしていたのだが、その22才OLさん
マリコはボクのことを好きになってくれていた。つまり、ボクの「おんぶして」という要求くらいは受け入れてくれそうな状況が生まれていた。
夏のある日の夕方、マリコとボクを含め男女4~5人で、マリコの住むアパートへ向かっていた。ちょっとしたワイワイ雑談会をするために。都区内の私鉄最寄り駅からマリコのアパートまで徒歩で約15分。
大通りから住宅街に入ったところでボクはマリコに「おんぶして」と要求
してみた。「えっ、おんぶ? できるとおもうけど・・」と戸惑いながらもちょっと嬉しそうでもあった。
マリコの荷物とボクの荷物を同行の友達に持ってもらい、ボクはマリコの
両肩に手をかけて飛び乗った。
マリコは身長161センチのスレンダー女子だが、学生時代にダンス部にいたこともあって足腰はしっかりしている。体重73キロのボクが飛び乗っても安定していた。
この「安定」が、女性におんぶの第一印象。女の子に大人の男をおんぶさせるって、もっと大変なことなのかと思っていたが、乗っちゃっても意外と大丈夫なもんなんだ、と。
マリコは「ああっ、やっぱりけつこう重い。男の人は重い・・」とちょっとかすれた声で言いながらもコツコツと歩いてくれた。この「コツコツ」という靴音と、それにともなう揺れが「女の子におんぶしてもらってるんだな」という実感をボクの身体全体に肌感覚で伝えてくれて、心地よい。
マリコはウェーブのかかったややロングの髪。おんぶで乗せてもらってるボクの目線の下に、マリコの頭がありロングのヘアーが揺れてるのが、これまた
「これが女の子のおんぶかぁ、最高だなぁ」と感慨。
片手をマリコの頭に乗せてみると、髪がジワッと汗ばんでいて、女の子にとっては、けっこう大変な重労働なのかも、と。夏の夕方ということもあるが、マリコの頭部の体温がかなり上がっていて、女の子がボクを楽させるために重労働してくれてる状況に萌えた。
歩く揺れでズリ落ちてきたボクの身体をポンと持ち上げてくれたときの「あんっ」
というマリコの声にも感じてしまった。そのときに、ボクの両足を持つマリコの両腕も汗でかなり濡れていることを感じた。
おんぶしてもらってから、まだたぶん2~3分しかたってないとおもう。そんな短時間で、ここまで汗まみれになるって、女の子にとって男をおんぶして歩くって、かなり大変なことなんだなと実感。その実感ゆえ、ボクは女の子におんぶしてもらうことの幸せ感にハマってしまった。
女の子に大変な思いをさせて快感を得る、という悪い男でごめんなさい。ボクを気持ちよくするために、こんな大汗かいて頑張ってくれて、マリコありがとう。
コツコツと靴音をたてて歩くマリコの歩調がゆっくりめになり、立ち止まることも多くなってきたが、ボクはここでマリコに能天気で酷なことを言ってみたくなってしまった。マリコの背中におんぶしてもらってる能天気幸せな位置から・・
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