健康の輪を広げる

ひさしぶりにnoteの記事を書くので、改めて今の現状を簡単にまとめつつ、今後の方向性を考えてみたいと思います。

筆者は田代雄斗(たしろゆうと)34歳、0歳・4歳の2人子育てをしながら、主に健康に関わるいろんな仕事をしています。

ベースは理学療法士・アスレティックトレーナーという資格を持っているので整形外科・スポーツ領域の仕事が最初は多かったんですが、Ph.D(人間健康科学)を取り、自分で株式会社も作って独立・起業して仕事をする中で取り組む内容はかなり幅広くなってきました。

その中でも意識しているのは専門性を活かしてやりがいのある仕事をしつつ、社会課題の解決と経済成長を両立できるようにして、時間とお金の余裕を持ちながら仕事とプライベートをうまく両立すること。

ありがたいことに良いクライアントに恵まれて、自分の専門的な価値を評価して仕事の依頼をいただきつつ、子育てと両立できるように仕事をする内容やスケジュールも調整させてもらっているのでだいぶ理想に近づきつつある感じはしています。

ここで改めて"健康とは?"ということについて考えてみましょう。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。

WHO

よく紹介されるWHOの定義ですが、ここで健康とは肉体的・精神的、そして"社会的"に良好な状態と書かれています。

個人的にセラピストという仕事をしているので心と体の健康についてはいろいろ勉強をしていたものの、この"社会的"という意味がなかなか深くて理解が難しかったんですよね。

ここでChatGPTでプロンプトを投げて社会的な健康について生成してみました。

社会的に健康な状態とは、個人や集団が物理的、精神的、社会的に良好な状態にあり、その社会の中で満足のいく生活を送ることができる状況を指します。具体的には、以下のような要素が含まれることが多いです

物理的健康: 個人が病気や怪我なく、十分な栄養と適度な運動を得ている状態です。

精神的健康: ストレスが管理され、心理的に安定しており、自己実現ができる状態です。

社会的関係: 家族や友人との健全な関係を持ち、支援ネットワークが存在することです。

経済的安定: 基本的な生活ニーズ(住居、食料、衣服など)を満たし、将来にわたってその維持が見込める状態です。

教育と学習の機会: 学習やスキル開発の機会があり、個人の成長と発展を促す環境があることです。

参加と貢献: 社会の意思決定プロセスに参加し、コミュニティに貢献する機会があることです。

社会的に健康な状態は、単に病気がないということ以上の意味を持ち、個人が充実感を感じ、社会的にも機能している状態を指します。このような状態は、個人の幸福感や生活の質に大きく寄与するとともに、社会全体の安定性や生産性にも影響を与えます。

ChatGPT

前半の物理的健康・精神的健康はいわゆる体と心の健康についてですが、後半の社会的関係・経済的安定・教育と学習の機会・参加と貢献、あたりは社会的に健康な状態について考える上で参考になりそうですね。

また、追加で社会的な健康を阻害する要因についてもChatGPTに投げてみました。

社会的な健康を阻害する要因は多岐にわたり、個人の生活状況、社会経済的な条件、環境要因など、様々なレベルで見られます。以下にその主なものを挙げます:

経済的不安定: 貧困、失業、低賃金などは、基本的な生活ニーズの満たし方に直接的な影響を与え、ストレスの増加や社会的孤立を招くことがあります。

社会的孤立: 友人や家族との疎遠、社会的ネットワークの欠如は、孤独感を増加させ、精神的健康に悪影響を及ぼすことがあります。

教育へのアクセス不足: 教育機会の欠如は、個人のスキル開発と職業選択の機会を制限し、経済的な可能性を低下させます。

環境要因: 不健康な住環境、公害、交通手段の欠如などは、物理的健康に影響し、社会的活動への参加を妨げることがあります。

差別と偏見: 人種、性別、性的指向、障害、宗教などに基づく差別は、社会的排除や機会の不平等を生じさせ、精神的健康への負の影響を及ぼします。

労働条件: 労働時間の過長、職場のストレス、不安定な雇用形態などは、生活の質を低下させ、家族や社会との関係に影響を与えることがあります。

医療へのアクセス不足: 高額な医療費、医療サービスの不足、保険の不十分さなどは、健康問題を悪化させ、社会的な健康を阻害します。

これらの要因は相互に関連しており、しばしば複数の要因が組み合わさって社会的な健康を著しく損なうことがあります。社会的健康を改善するには、これらの要因を理解し、包括的な対策を講じる必要があります。

先ほど出てきた項目と被る部分もありますが、ざっと整理すると働き方・経済、社会関係(孤立・差別・偏見)、教育、環境、医療サービスあたりが社会的健康に関係しそうだと分かります。

ここから今回の記事のタイトルである「健康の輪を広げる」ということを考えるとセラピストとして体と心の健康に関することを発信したり、独立・起業してきた経験と学んできたことをもとに働き方・経済に関することも発信するのも意義があるし、さらに人間関係や教育・環境についても考えていくことも良さそうです。

普段もいろんな切り口で健康にまつまる仕事をしていますが、まだ実際の仕事として取り組めていないテーマもあるし、思いついたアイデアや考えていることを発信することでもしかしたら誰かの役に立つかもしれないなーと思い、この度改めてnoteの記事として発信することにしました。

コンセプトとしてはより多くの人が健康になるように、という感じですが社会について考えると切り口もさまざまなので今後いろんなテーマを扱っていくと思います。

とりあえず興味のあるところを読んでみる、あまり興味はないけど視点を広げるために読んでみる、など活用にしかたは人それぞれだと思いますし、とりあえず自分の頭の整理もかねていろいろ書いていこうと思うのでよかったらお付き合いいただけたらと思います。

みんなで健康の輪を広げていきましょう。

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