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INFPは社会不適合なのか?

今や芸能人も当たり前のようにやってるMBTI診断だが、私の職場でも例外ではなかった。
ある同僚が「皆さんのことを知りたいのでぜひMBTI教えてください!」とグループチャットに書き込みしたことで、私のか弱きMBTIが晒されることとなった。

とはいえ私は生粋のINFPということもあり(?)、MBTIやその類は割と好きだし、よく周りの人間をカテゴライズしている(あまり良くない行為であるのは自覚の上)。

例えば、私は人間関係で悩むと一生悩んでいられる。
まず、悩みの対象となっている人間について考え、いったん病む。病んだ後はその人間を分析しまくり、自分の中でスッキリとする解を見つけるまで考えるのをやめない。そんなことをもはや無意識レベルで常にやっている。その分析をよりクリアにするのにMBTIは大いに役立っている。

そんなことをしているうちに色々なMBTIタイプを一通り知ることとなり、同時に改めて気づいたことが、上記のようにクヨクヨ人間関係で悩んだり、悩んでも解決できないようなことに悩む気質は、どうやらINFP特有のようだということだった。これが、いわゆる「INFPは生きづらい」と言われる理由なのかもしれない。

人間関係以外だとキャリアのことでも大いに悩む。
いくらホワイト企業でも周囲の人間に恵まれていても、やりがいや自分の理想とする「何か」が見つからなければ自問自答してしまうのがINFPだと思う。

私の場合、以前勤めていた会社は給料や待遇に特別不満はなかったが、下記理由により生きている実感()なるものが湧かず、退職してしまった。

  • ルーティン作業が退屈すぎて病む

  • 成長・やりがいが感じられず病む

  • かと言って、これがやりたい!といった強い願望がないことにも病む

  • 仕事に夢中になれたり、一つのことを極めた人間に強い憧れを抱くが、自分は中途半端な努力しか出来ないと自己卑下に陥り病む

  • 「仕事はただの金稼ぎ」と割り切り、趣味などに没頭することもできず病む

INFPに適職がないと言われてしまうのも仕方ない気がする。
その気質に合う職業を見つけるのに人一倍時間がかかるし、私も人生折り返し地点に差し掛かっているにも関わらず、いまだに自分の向いている職業ややりたいことが曖昧模糊なままだ。なんなら無いものねだりなのでは?と疑心暗鬼になることもある。
また、面倒なことにたとえ人から向いている職業を勧められたとしても、それが自分の情熱を引き出さないのであればまたクヨクヨと悩んでしまう。

まとまりがない文章となってしまったが、結論、INFP自身が理想とする「何か」が具体的に見つかれば、生きづらさや社会不適合さは自然になくなると思う。
それを見つけるまでがカオスで苦労せざるを得ないが、この過程こそが必要なのではないかと思う。


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