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【海外サバイバル】ESTA申請代行サイトに注意!

こんにちは。
テキスタイルブランドPARANOMAD(パラノマド)の原田美帆です。
このnoteは京都・丹後の小さなテキスタイルファクトリーが挑戦するNYマーケット開拓の航海日記です。コネクションもノウハウもゼロスタート!ドキドキハラハラしながら見守ってくださいね。(経験、知見、アドバイスをお持ちの方、コメントやDMを頂けますと励みになります!)


こんにちは。今日はアメリカのESTA取得について書きたいと思います。アメリカのESTAやEU加盟国のETIAS、カナダのeTAなど、現在海外渡航に関して電子渡航認証が必要な国が増えています。私はこれまでアメリカへ何度か行っているのですが、ESTAは2009年から始まったシステムなので今回が初めての申請でした。

ESTA代行サイトに引っかかる


久しぶりのニューヨーク、そして初めての単独展示会視察。展示会のパスが発行されない中、そわそわしながら「そうだ、ESTAも申請しなきゃ」とウェブサイトを検索。航空券やホテルとは違って、これはサクっと済ませようと思い、一番上に表示されたウェブサイトに何の不信感も持たずアクセスしてしまいました。


こんな感じで代行サイトが上位表記されます。

そのページは実はESTAの申請代行サイトだったのです!情報が日本語で表記されていて入力しやすく、疑問も持たずに最後まで入力し、クレジットカード情報を記入。完了と同時に「あれ、何かがおかしい」と気づきました。確かESTAの料金は21ドルくらいだったはず。私が決済した額は約8,000円。何かがおかしいと思いググり始めると、一気に真っ青に。ESTA申請に関して代行サイトや詐欺サイトが多発しており、国民生活センターにも電子渡航認証トラブルの情報が掲載されていたのです。

ここに引っかかりました涙


なぜ何の疑いも持たずにクレジットカード情報まで入力してしまったのだろうと思っても時すでに遅し。カードを不正利用されるかもしれないと思い、カードを停止しようとカード会社に連絡すると、再発行には2週間かかり、それでは私の渡航までに新しいカードが届かない可能性が。クレジットカードを登録しているサービスの変更もめちゃくちゃ面倒だ,,,と躊躇し、その電話ではカードの利用停止を保留することにしました。

悔しくなってInstagramのストーリーズにESTAの代行サイトに引っかかったことを投稿すると、ハワイ在住経験がある友人から「私も引っかかりそうになったよ」と返信があり、少し気持ちが和らぎました。Hちゃん、ありがと〜う!(何の解決もしていなくても、友人とのやりとりって精神的に助けられますよね)

Instagramストーリーズで悔しさを紛らわす

ESTA承認はされていた


結局、私がクレジットカード情報を入力してしまったサイトは手数料は取られたものの、ESTAは無事発行され、クレジットカードの不正利用もありませんでした。(空港で入国できるまで落ち着きませんでした)。調べてみると数万円取られる代行サイトもあるようで、8,000円で済んだのは良い勉強代だったと思います。


エスタの認証状況は自分でアクセスして確認することができました

2024年7月現在、ESTAを調べてみると、私が引っかかったサイトは上位には出てきません。「ESTAとは」で検索すると、詐欺サイトに注意という情報が上位に表示されますが、「ESTA」で検索するとやはり代行申請っぽいサイトが上位に表示されています。そのすぐ下に在日米国大使館や外務省、国民生活センター、JALやANAなどの大手航空会社のページが表示され、代行サイトにアクセスするリスクは減っています。

よく調べて!


ああ、この感覚って、、、


これまで海外をバックパッカーや留学で渡航し、騙されそうな場面は用心深く避けてきたつもりでしたが、ふとした時に引っかかることってやっぱりありますね。こうした些細な金額を狙う“こっすい”詐欺に遭遇すると、海外でトラブルに巻き込まれた時の感覚を思い出し、とても悔しいく、だけど懐かしいような感覚もありました。「ああ、これ!この感じ!取れるヤツからこそぎ取るこの感じ!!!」と笑。

入国審査待ち。眠気と緊張のせめぎ合い!

ESTA申請は必ず公式のESTA申請ページから行ってください!今後、様々な国で電子渡航認証が必要になると思いますので、ESTA以外の申請も詐欺サイトや代行サイトに引っかからないよう注意していきましょう!!自戒を込めて!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
SHOPPE OBJECT、ニューヨークのマーケットについて質問、こんな情報が知りたい!リクエストなど気軽にコメントください。

PARANOMAD
原田美帆

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