2024年新譜メモ(3月)+今の気分のプレイリスト
忙しくて音楽にかかわる何か、何もできていない気がしますがそのなかでいくつか。といいながらも、なんとなく忙しいなりの気分を表明したいきもちになったので、さいごに今の気分のプレイリストをつけています。
Cabinet - Masticated Inurnment of Dyphagiacti
輪郭がボケボケになるまでのローファイデスメタル。ちょっと宗教ちっくな音も取り入れていますね。地底の底をはいつくばって移動しているかのような音。
VMO - Death Rave
真打登場感(先月も言ったような)VMOですが、トランスにポストブラックメタルこねくり合わせて混ぜたような音で最高オブ最高! 3月はいけませんでしたが、ライヴで踊り狂いたいっすね。4月と5月はなんとかいきたい。
Slimelord - Chytridiomycosis Relinquished
楽器できないけど、メロいドゥームデスやりてえ〜〜って思ってたらこんなやばい新譜でるとは、、、あまりにも理想の音源かと。。ボーカルがデスメタル的なデスボイスではなく、面白い声しているんだよな、めちゃくちゃ誰かに似ているんだがなんとバンドだったかはまるで記憶喪失。。なんだろう舞台芸術とか、ステージ演出されまくった音楽のひとつに感じる。デスメタルとか、アヴァンギャルドなメタルからさらに飛び抜けたすさまじい音源。こりゃ今年のベストかもしれん。。
Apparition - Disgraced Emanations Form A Tranquil State
USカルフォルニアのデスメタル2nd。クソ気持ち悪い(もちろんほめてる)ギターメロディときたま襲ってきてさいこう。かなりドゥーミーな音っすね。ブラストビートも遅くていい◯
Civerous - Maze Envy
カルフォルニアの層の厚さ。ドゥーム/デスメタルにちょっとプログレ〜アトモスファリック気味な雰囲気むんむん系。リフ構成も雰囲気もかなりいい。これもめちゃ好き。
Dödsrit - Nocturnal Will
これから勇者が魔王を退治に向けて荒野を歩いていくのでないかと思わせるような、勇ましいRPG的オープニング・ブリザード(メロディ)からはじまるメロディックブラックメタル/ブラッケンドハードコア(激情)/ネオクラスト。
Minakami -s/t
詳細不明のバンドとしてストリーミング、ダウンロード、YouTubeなどの広告的戦略が一切なく突如3LAに入荷していた謎バンドMinakamiのs/tらしい。ジャケットはダンボールを切り取ってそこに色つけられており、学生時代の工作かのような懐かしさもあるが、これは間違いなくハードコア的DIYと解釈。音的には激情ハードコア。ジャギジャギしたギターの音色と激情ハードコア的ボーカル。結構ストレートにやっていると思う。5曲で14分程度とタイトな作品で好印象。
ちなみにstとしているが、タイトルもわからないのでstなのであり、本人たちに聞いたら違うとされるかもしれない。
Boris / Coaltar of the Deepers
再録およびカバーで構成された分割盤。再録いえど侮らずに爆音で聴いてほしさがある。それくらいとんでもないことになっていてさいこう。いまのきぶんがここにある。
Departure Chandelier - Satan Soldier of Fortune
カナダのプリミティヴブラックメタル2nd。プリブラ的ジリジリとノイズが心地よいRAWなサウンドですが、(これは俺が悪いと思うんですが)ハードコアちっくにも聴こえてくるので要チェック物件。たぶん、ボーカルの声がドス効いているからだと思うけど。そんなことあるんだ!?って思ったけど来日するらしい。しかも4月て。
convulsing - perdurance
オーストラリアのプログレッシヴ・デスメタルの24年新作。プログレデスと書いたもののちょっとプリブラ的悲壮感みたいなのもありますね、ただ音がズシズシとプログレハードコア的ニュアンスもあるしおもしろい音している。
Military Shadow/Kuebiko
ジャパニーズハードコアパンク/メタルパンク Military ShadowとボストンのハードコアKuebikoの7インチ分割盤。ミリタリーシャドウ音源聴いているとライヴでガツガツと拳振っている観客の姿が思い浮かべられてさいこうですね。結構ストレートな曲だった。kuebikoボーカルのエコーがすげえ笑。荒削りなノイズローハードコアで大好物なやつ。もちろん7インチもゲット。
Sinister Feeling - st
USのパワーヴァイオレンス。勢いというより、ミドルパートが好きかなあ。
Drowne - Procul
ジャーマン・デスメタルの2nd?になるのかな。ミドルテンポの曲が多いですが、5曲目のイントロから疾走系なパートもあったり緩急あっていいですね。好き。
Genital Shame - Chronic lllness Wish
独りブラックメタルプロジェクト。ブラックメタルはそうだけど、めちゃ綺麗な音色だしていてよかった。もう少し聴き込む。
Judas Priest - Invincible Shield
今作相当いいね。いくつになってもロブ・ハルフォードのハイトーン聴くとガッツポーズしてしまう。。
COFFINS - SINISTER OATH
真打登場!!(今年3回言ってる) 東京のオールストスクール/ドゥーム/デスメタルの6th。ほんとにこれは正直な感想なんですが、COFFINSの新譜って聴いて首を傾げたことって一度もないんですよね。首は振るしかないし腕はブチ上がりますよね。前作と比べるとキャッチー感は減退しているけど、より深く地底の音を出していますよね。4th は棺桶を引きずるような音でしたが、さらに地底深くに引き摺り込まれそうになるやばい音。アナログも盤が最高ですが、Daymareから出ている日本盤では内野さんと関根さんの対談。そして、根岸さんの極初期コフィンズ話が読めてとにかくさいこうです。間違いないのでデスメタル好きは聴きましょう。
さいごにいまのきぶんプレイリストでさようなら
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