マガジンのカバー画像

ゆるりと英語育児どうですか

24
肩ひじ張らずゆるりと続けられるような、英語育児に役立つ記事を書いてまとめています
運営しているクリエイター

#読み聞かせ

読み聞かせ、大げさに読んではダメ⁇

おうちでの読み聞かせ、学校や幼稚園での読み聞かせ、子どもたちはよく集中してお話を聞きますよね。でも子どもは本当に正直なので、つまらなかったりほかに気になることがあったりすれば、すぐに集中がとぎれます。 そうならないための工夫として、声色を変えて大げさに読むということがあります。とくに多人数で読み聞かせをするときは、お話が盛り上がる雰囲気を作れますし、聞くだけではまだ想像力が足りずにわからないという子どもには有効です。 一方で、淡々と読んだ方が、子どもたちのお話を理解する力

ドクター・スース/Dr. Seuss

「グリンチ」「キャットインザハット」でおなじみのDr.Seuss(ドクター・スース)。アメリカ出身の有名な児童文学・絵本作家です。作者の名前は知らなくても、作品は知っているという方が多いのではないかと思います。 アメリカではたくさんの家庭そして学校で読み聞かせの絵本として彼の作品を取り上げます。以前、アメリカの本屋さんで出会った現地校の先生が、これが一番おすすめ!と初対面の私に手渡してくれた本も彼の作品でした。 Dr.Seussの何がよいのかというと、まず独特なイラストで

CGじゃなかった!!「ミッケ!」「I Spy」の裏側

大人もはまる「ミッケ!」シリーズ。原題では「I Spy」です。このI SpyシリーズはCGや絵画ではなく、実物による写真なんです! メイキングはこちら↓ https://www.businessinsider.com/i-spy-walter-wick-photographer-can-you-see-books-2019-7 こちらでも紹介されています↓ https://hugkum.sho.jp/59483 製作者であるウィックさん、とても優しそう。いつも子どもの目

ぬって切って貼ってみたら、エリックカール風アートがつくれます!

鮮やかな色で描かれたエリックカールさんの「はらぺこあおむし」は、コラージュという技法で作られています。 コラージュはフランス語で「のりづけ」という意味の言葉で、今では写真をならべて画像を作るコラージュが一般的に知られているようです。 エリックカールさんが実際にコラージュされているサイトがあります。百聞は一見にしかず!まずはこちらをご覧ください。 https://www.kaiseisha.co.jp/special/ericcarle/about/ じ、自由すぎる!!そし

見て楽しいさわって楽しい、しかけ絵本♪

「しかけ絵本」と聞くと、どんなものを想像しますか? よく見かけるものとして、引っ張るもの、飛び出すもの、特殊な素材を使ったものなどがありますが、自分たちが子どもの頃と比べると、しかけ絵本はどんどん進化しています。 赤ちゃん向けのしかけ絵本の定番に「布の絵本」があります。まず紙ではないので破れません。さわって優しい感触が心地いいフェルト素材が多く使われていて安心です。そして、汚れたら洗える(中には洗えないものもありますが…)といった点で、とてもコスパのいい絵本です。 ぐい

寝転がって読み聞かせ

自分が子どもの頃の読み聞かせの記憶はありますか? 私は両親が共働きだったため、近所の祖母の家でいとこたちと一緒に過ごす時間が多かったのですが、その時に年上のいとこたちが読んでいる本をのぞき見する形で、読み聞かせしてもらった記憶があります。 まだ小さいお子さんだと、お膝に乗せての読み聞かせになりますね。視線が同じ方向で、一緒に指さししながら楽しむことができます。また、体がくっついているので、ゆらゆら揺れたりリズムをとったりして、体感型の読み聞かせができます。 ごろ寝での読

電子ブックvs.紙の本

絵本もデジタルの世界へ!と、電子書籍が子どもにも身近なものとなりつつあります。そのよさは「声の出る絵本」「動く絵本」とあらわされ、また持ち運びにも便利なので人気上昇中です。 お話の世界を楽しむのであれば、それで十分かもしれません。でも「本を楽しむ」となると、電子ブックでは足りないものがあります。手で触れた時の紙の感触、それはまさしく本のもつ温かみです。 絵本の大きさはさまざまです。子ども用ですからもちろん文庫本よりも大きく、紙も厚くて丈夫です。色もふんだんに使うのでインク

「読み聞かせ」と「読み語り」

本を読んで聞かせる「読み聞かせ」は、子どもの成長にはかかせないものです。 読み聞かせをすると、子どもの聞く力・言葉から創造する力・本に対する興味といった、学力につながる力を伸ばすだけでなく、読み手と聞き手の交流や話の内容などから情操にかかわる効用が認められています。 つまり「読み聞かせ」をすることにより、子どもの学力と心の素地を整えることができるのです。 しかしこの「読み聞かせ」という単語に違和感を覚える方が少なくありません。そこで生まれたのが「読み語り」という言葉です