大喜利大会の案3つ


大喜利BAN杯

概要
前提:回答者はそれぞれ得意な/不得意なお題がある。

課題:(主な)大会では、回答者はお題を選ぶことができない。そのため、
・回答者→お題運によっては実力が出せない
・観客→回答者が実力を出せないと盛り上がらない
といったことが起きる。(大袈裟に言ってます)

提案:回答者全員が、自分の不得意なお題を避けられる大会。
 →みんなしあわせになれる。

ルール

お題の要素・形式が複数表示される
回答者はやりたくないお題を順にBANしていく
残った1つがお題として出る

詳細
人数:24人
予選:回答者6名で4分×2題。組分けを変えながら3周行う。
審査は回答者以外の全員。1題ごとに、面白かった回答者に挙手する。
決勝:予選の上位6人が決勝進出。
予選と同じく4分×2題。1題ごとに審査を行い、最も得票した者が優勝。

その他
・FPSなどのeスポーツ大会で「Pick & Ban」という仕組みがあって、それに倣った。要はお互いが「このキャラは使ってくれるな」「このマップは使ってくれるな」とそれぞれ挙げて、BANされなかった残りから選出するというシステム。練度の低いマップや苦手なキャラを弾くことでお互いにベストパフォーマンスが出せて、かつ興行的にも良く働くのであれば、大喜利にも適用できるのではと思った。

・単にROSEさんの組手の6人版かもしれない。

挑戦者側が好きなお題を選べる
(警備員30人組手より)


大喜利出囃子杯

概要
参加者全員分の出囃子を作る。決勝進出者は、入場時にそれぞれの出囃子が流れる。

ルール
半年前に募集をかけ、参加者のメンツを確定させておく。俺は半年かけて参加者全員の出囃子を作る。俺が参加者全員の出囃子を作っていたらあっという間に半年経つ。みんなはエントリーから半年経過しているので、大会に対するモチベーションをどう持てばよいか非常に難しいかもしれない。それでも大会当日はやって来る。

当日の基本的なルールはEOTと全く一緒だが、決勝からは前口上ではなく各人の出囃子が流れる。かっこよかったり激しかったりきれいだったり、ともかく俺が各人をイメージした曲を作る。果たしてそんなことが出来るのだろうか?

大会終了後、EOTで出場者全員の前口上が公開されるのと同様に、出場者全員の出囃子をアルバムにまとめて各種サブスクサイトで配信する。更に優勝者には、出囃子をフル尺にリメイクした楽曲が制作される。アルバムジャケットには優勝者の記念写真を使用し、大会全体のエモさを演出する。楽曲配信後、参加者は自分の曲がどんな感じなんだろうと思ってバカスカ聴いてくれる。参加していない人もあの人の曲はどんな感じなんだろうと思ってバカスカ聴いてくれる。結果、アルバムがバカスカ再生される。俺に印税がバカスカ入る。すごくいい大会である。


イメージ図
Kouさんには、ドゥドゥクにカーヌーンを乗せた素敵な出囃子が送られる


※千代園るるさんが同じことを考えていたので事前に話を通しました。


大喜利作詞杯

概要
オリジナルのボーカル曲に、みんなが歌詞穴埋め大喜利をして曲を完成させる。

ルール
予め俺は楽曲を作成し、音声合成ソフトでスキャットの歌詞を入れておく。当日、司会と進行は誰かに頼んでおいて俺は家にいる。

会場では6人横並びのベストアンサー大喜利を行う。一節ごとの音源を流すので、みなさんには一節ごとの歌詞大喜利をしてもらう。それの繰り返し。俺は家にいるので盛り上がっているか否かは分からない。今ごろAメロなのかBメロなのかすら分からない。そうしてフルコーラスの歌詞がすべて埋まったころ、会場から結果が送られてくるので俺はそれを楽曲に反映する。音声合成ソフトに歌わせる作業が二時間くらいかかると思うので、会場では二時間くらい別の大喜利をやっててもらう。

二時間後、完成品を入れたUSBメモリを持って俺は会場に向かう。USBメモリではなくネットワーク経由でmp3を送ることもできるが、そしたら俺はずっと家にいることになる。じゃあ俺だけ家DTM杯だ。家DTM杯とは、DTMを家でやる大会のことで、つまり普通のことである。そんなのは嫌だ。俺も混ぜてほしいので、やはりUSBを手に持ち電車に乗り「俺も混ぜてほしい」と施設の受付に伝えて会場に乗り込むことにする。ちゃんとお題とお題の間で乗り込むから安心してほしい。

よきところで完成した曲を流し、みんなで大盛り上がりする。大変大変大盛り上がりである。なにせ、さっき回答したボケがもう曲になっているのでこれはかなり面白いことになる。その上、回答から二時間空いているというのがちょうどいい。「あったな~w」という笑いを誘うのでちょうど面白い。

ひとしきり笑った後、合間にやった大喜利の成績上位6人で曲名/ジャケット大喜利を行い優勝者を決める。会場の片付けをし終わったころ、俺は家に帰り、決定した曲名とジャケットと楽曲で各種サブスクサイトへの配信手続きを行う。この楽曲はおおよそ二週間後くらいに配信されることとなるが、ここでも二週間空いているというのがちょうどいい。「あったな~w」という笑いを誘うのでちょうど面白い。ちょうど面白く、くわえてとてもいい曲になっており、YouTubeやTikTokなどでたいへんバズることになってしまうため俺に印税がバカスカ入る。それはもう大大印税である。ここで「作詞者の名義は誰にするのか」という問題が発生するかもしれない。かもしれないが、ちょっとややこしいので全て俺名義にする。みなさんはややこしいことが嫌いだと思うので、そこは主催の俺が一手に引き受けてあげるということである。施しである。ということで、参加者には「作詞者としての権利の一切を放棄すること」の誓約書に予めサインしてもらうこととする。俺には印税が、みんなには名誉がバカスカ与えられる。後出しで申し訳ない。そういうものだ。







カーヌーン

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