ボカロp

どうも、道路標識です。お願いします。
A「ボカロpになりたいんですよね。」
B「ボカロp...初音ミクとか持ってるんですか?」
A「初音ミク?」
B「じゃあどこ目指してるんだよ」
A「河川敷行きましょう。」
B「何しようとしてるんだよ」
A「着きました。」
B「河川敷に近い物件だな」
A「石って叩くと音が鳴るな。」
B「え?その次元からなの?」
A「風が吹くと音が鳴るな...この世界をひとつの筒考えたら筒でも同じことができるはず」
B「え?」
A「筒開けて、吹いて。」
ピュー
A「ほら鳴った。」
B「こいつえげつない天才かもしれない」
バーン
B「電車通ってる、うるさ」
A「川が揺れてる...音って波でできてる?」
B「気づきやがった!」
A「で、考えたらこの糸を弾けば音が出るからこれを組み合わせて...あと、薄皮張って叩いたらいい音でそう。」
B「どんどん辿り着いてる!!すごすぎ」
A「あと風呂を用意して、その中に虫ポケモンを入れるんです。」
B「あっヤバい、雲行き怪しくなってきた」
A「ここから特定のコマンドを吹くと大繁殖してより声が増えるんです。」
B「吹くって何を」
A「忘れてました。風呂です。」
B「風呂!?風呂を吹くってなに?」
A「そのままの意味です。」
B「何でそれが常識になってるんだよ。そこはまだいいとして声って何?虫殺してるってこと?」
A「ああいえ、最終的には泡となって消えるので安心してください。」
B「何がどうなったらそうなるんだよ!」
A「聞きますか?」
B「遠慮しときます。」
A「あと、ここからカエルだけを釣ってそれを蒸してから。」
B「もう?死までが早すぎない?」
A「ええ?そう?」
B「こいつどこにも属さないタイプで頭おかしいやつだ。」
A「カエルにMDを入れて押していくんです。
カエルは4つに分かれていて押したらそれぞれ違う音が出るんですよ。」
B「ごめんごめんごめん、待って待って待って」
A「これが虫ビートボックスですね。」
B「カエル虫じゃねえだろ、てかまた虫かよ。」
A「うわー!!気づかなかった!お前天才!!」
B「やっぱこいつヤバいぞ。すまないがお前には死んでもらうしかないようだ」
A「あっ、それ僕も考えてて」
B「何で急な死刑宣告に対して同調できるんだよ」
A「電柱に僕を吊るしてください」
B「はい?」
A「僕は先程錆びた柵とカラーコーンを丸呑みしました。あとは電気があればいい音が出ます。」
B「はい?」
A「ということで僕を吊るしてください」
B「やるわけねえだろ」
A「うわー、勝手に吊るされる!(上昇)」
B「じゃあ最初から自分でやれよ」
バーン(電柱と衝突)
ドレミファソラシド
A「おかしいだろ!!!!!!あー!!!!
グロい!!!!何でそんな綺麗に音が鳴るんだよ!!ていうかボカロpになる話どこ行ったんだよ!もういいよ。どうもありがとうございました。」

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