LIVE BEYOOOOOND1St 12/2ZDC ネタバレ注意

今年最高のライブを見てしまった。(2日後にJuice=Juiceの代々木体育館を控えているだけど)

本当に1stアルバム、BEYOOOOOND1Stの楽曲を余すことなく詰め込んだ最高のライブだった。ネタバレしか無いので、これから参加される方いましたらご注意ください。

開幕即寸劇~『眼鏡の男の子』の物語

始まって早々、高瀬くるみさんを中心とした寸劇が始まり、すでにこの時点でなんか今までのライブと違うなという感じがした。

そこから『小夜曲”眼鏡の男の子”』が始まる。小林萌花さんのピアノ演奏がいい味出してる。このあとも何度もピアノ弾いててびっくりした。本人も最後の挨拶で同じようなこと言ってたけど、演者がピアノをこんなに弾くライブなかなかできない。

そのままの流れで『眼鏡の男の子』へ。初めてちゃんとした前田こころさんの男子学生服見れたのが嬉しい。この前昭島のリリースイベントで見たときは、『アツイ!』の衣装の上から学ラン羽織ってただけだったから下半身がショーパンですごいことになってたけど、さすがに今回は当たり前だけどちゃんとしてた。(それはそう)

『眼鏡の男の子』が終わって次の曲が『恋のおスウィング』だったんだけど、繋ぎがすごかった。島倉りかさんと岡村美波さんが「次は私たちの物語(うろ覚え)」的なことを言って世界線を変えるべく、曲を巻き戻すという驚愕の繋ぎ。そこが衝撃すぎて全然見えなかったけど、多分他のメンバーは逆再生的な感じで、「乗り遅れるな、乗り込むわよ」の電車に乗り込むところまで戻っていたし、ピッタリ止まっていたのがすごかった。

『恋のおスウィング』はライブ行く前で一番好きな曲でした。ジャズ×アイドルってなかなか無くていいよね・・・。島倉りかさんの「ケッ!」が生で聞けたのも良い。

そのあとはまた『小夜曲”眼鏡の男の子”』を挟んで『文化祭実行委員長の恋』へ。清野桃々姫さんがどうやって彼女になったのかを問い詰める寸劇のなかで清野桃々姫さんの妄想が始まり、そのイメージの中で社交ダンスを踊る前田こころさんが面白かった。(伝われ)

『文化祭実行委員長の恋』は、清野桃々姫さんがどうやって前田こころさんを彼氏にしたのかということの答え合わせ。この曲の「職権濫用公私混同」がめちゃくちゃ脳内にこびりつく。曲中に前田こころさんが女子制服に着替えてびっくりしました。前田こころさんの女子制服を初めて見たのですが、めちゃくちゃ性癖でした。(謎の告白)

そこから山﨑夢羽さんが失恋から立ち直る曲『元年バンジージャンプ』へ。曲中のセリフ聞く限り、山﨑夢羽さん「大したことないじゃん」と言っておきながら結構引きずっているぽくて辛くなっちゃう。

以上が『眼鏡の男の子』をめぐる物語でした。改めてライブを通して聞くとシーンの流れがわかりやすくて理解が深まりますね。Twitterで見る限りだとドラマCDの方まで含めて色々物語があるみたいなので、初回限定B版も早く買わなきゃ・・・。

ここまで終わって一旦みんな捌けて映像へ。

ユニット曲

映像で雨、川、海、森が流れてきて、次は雨ノ森 川海かと思って見てたらいきなりキノコやらタケノコの映像が流れてきた。そのまま『きのこたけのこ大戦記』へ。歌唱なしで新作映像が流れてるだけだったけど、いろんなオマージュが入ってて笑いながら見れて楽しかった。『アツイ!』のMVもそうだったけどこういう遊び心に溢れているところが好き。『きのこたけのこ大戦記』の前半部分が弐寺の『reunion』とか『Xepher』に似てると感じるのは僕だけでしょうか。多分コーラスの声が似てるだけという話なんですが。参考程度でリンク貼っておいたのでよかったらぜひ。

雨ノ森 川海のユニット曲は申し訳ないのですが、まじで記憶喪失しているので思い出したら書きます。

雨ノ森 川海の次はオーディション組が登場。またしても小林萌花さんがピアノ弾いてて良い。キレキレのダンスやって登場して「What's your name?」と連呼するラップへ。どこで終わるのかと思ってたらいきなり小林萌花さんの「ワチャワチャうるさい!」で強制終了。そこから寸劇へ。里吉うたのさんが所々で「これは寸劇です(意訳)」という注意を入れてくるのが面白かった。寸劇の最後のところで小林萌花さんが平井美葉さんに「笑えよ!」的な事言われて、しかめっ面からいきなりニッコリするところがハチャメチャに可愛くて萌えた。

『We Need a Name!』の「きっとこれが最後だと~泣けちゃうくらいホント大切な宝物」の部分がなんかすごい好きです。僕は実際クソにわかなので、メンバー加入のあれこれは全く知らないんですけど、曲中で自分たちのこれまでを語るのすごい好きだなあと思いました。

オーディション組が終わったあとはCHICA#TETSUが登場。トランペット的な楽器をぷーぷー鳴らしながら登場したのでびっくりした。フロアのどっかで「新春一発芸かよw」みたいな声が聞こえたけどまさにそれ。救急車のドップラー効果を再現してたやつはちょっと笑っちゃった。

新春一発芸が終わり、『高輪ゲートウェイ駅ができる頃には』へ。この曲もライブ行く前はそこそこ好きな曲でしたが、ライブで聞いたあとは一番好きな曲になりました。というか久しぶりにライブ中に涙を流しました。

というのも、高輪ゲートウェイ駅を発表した会社の社員として、発表当時の否定9割の賛否両論を見ていたので社会は厳しいなあと思っていたのですが、この曲で駅名を楽曲のきっかけとして取り入れてもらったという事実が自分の中でとても救いになり感動したからです。あと一岡豆知識のなかで「駅名を決める際は賛否両論色々あったみたいだけど、どんな名前だって、耳に馴染んでくるものよ。」の部分で更に大泣きしてました。だから弊社ははやく発車メロディーにこれ使ってね。頼むわまじ。改めて文字に起こすとなかなかキモいんですけど、今回はこれが言いたくて書きました。もう満足です。

CHICA#TETSUの2曲めは『都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて』です。一岡豆知識に追加してコメントする西田汐里さんが可愛いすぎる。「私のことも、深く愛してね。」はい、愛します。

きのこたけのこ大戦記~アンコール

ユニット曲が終わって捌けたところで、『きのこたけのこ大戦記』の後半部分が流れる。またもや途中でいろんなオマージュが入ってて楽しい。覚えてる範囲だと、ガンダム的な爆発の演出(宇宙の戦闘シーンの背景にあるやつ)、ソシャゲ的な対戦画面、メイプルストーリー的な数字のフォントがあった気がします。オマージュを探したいので早く動画をYouTubeにアップしてほしいです。

『きのこたけのこ大戦記』の最後の方だけメンバーが歌って『アツイ!』へ。直前のCHICA#TETSUメンバーはギリギリの登場でした。ラスサビマサイ。(今年で終わり)

お次の『Go Waist』では間奏のサヤーズブートキャンプに新しい動きが追加されて、「キュンとしてるような腕のまま左右に振る」「いい湯だな的な腕を水平に組んで上半身だけ左右に動く」という2つの動きが追加されていました。こういう楽曲に柔軟性があるっていうのもBEYOOOOONDSの魅力ですよね。あと、サビの「BEYOOOOONDS」でびよんびよん飛び跳ねるの楽しい。(これも今年で終わり)

ラストの曲は『伸びしろ~Beyond the World~』で締め。ラストに相応しいバラードでした。

ここで一旦終わってご挨拶。「ありがとうございました!」と言って下手側にメンバーが捌けていって、「さあアンコールだ!」ってなるかと思いきや先に捌けたメンバーがなぜか上手側から登場。そのまま全員ステージに戻ってきて前田こころさんが「アンコールありがとうございます」と。いや我々何も言ってないけど。

もうその後は普通に一人ひとり挨拶してラスト一曲『ニッポンノD・N・A!』へ。この曲も間奏の未成年の主張のやつが大増量して4人やってました。いつもの二人に加えて山﨑夢羽さんと西田汐里さんが叫んでいました。

\な~~に~~?/←これすき

『ニッポンノD・N・A!』が終わったあと、『OOOOOVERTURE』が流れて本当に終了。この瞬間、ここまでの流れがきれいに決まりすぎていたことにまた感動して泣きました。

ぶっちゃけ行く前はそれほどの期待ではなく、まあアルバム曲半分くらいやってあとはカバー何かなーとか思っていた自分が恥ずかしくなりました。アルバム持っている人は手元の曲リスト確認してほしいんですけど、本当に余すことなく全曲披露しているんですよね。こんなにきれいに決まることある???

まあまあ意味不明な理由で泣いている気がしますが、そのくらい感情の起伏がジェットコースター状態でした。これだけ自分の中の感情を引き出してライブを見れたことの理由として、Twitterでパブサしていたら見つけた「多幸感」というフレーズがぴったりだと思います。歌、ダンス、寸劇などメンバーそれぞれの魅力を最大限引き出してパフォーマンスをしていたことが大きい気がします。あと、逆にメンバーが一人も泣くことなく最初から最後まで笑顔でやり通したこともすごい良かったです。一人くらい感情が昂ぶっちゃってMCで泣いたりしちゃうかなと思っていましたが、そこはやっぱりプロでした。感情のコントロールが完璧という部分も含めて寸劇がしっかり決まっていたのかなとも思います。僕は見に行けてないのですけど、直前まで舞台をやっていたので、そういうところも寸劇が決まっていたことにつながっていたのでしょうか。

『きのこたけのこ大戦記』以外は全楽曲歌った上にどの曲も1harfとかで短くしていなかったところも本当に良かったです。唯一歌ってない『きのこたけのこ大戦記』もちゃんと新規映像がついていたし気合の入り方が違いますね。

総評して今年一番のライブになりそうです。今後のBEYOOOOONDSの成長が一層楽しみになりました。今後もいろいろなジャンルの楽曲歌ってほしいですね!




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