今日のあいはら　東京しか...

本日NGKの出番3回頂いております。

色々とある仕事の中でこれが「本業」

本業だからこそ1番パワーが入る
パワーが入るからガッツリ疲れる

「私漫才師です」
と胸を張って言えるのもきっちり劇場に出ていればこそなのですよ

ただこの出番表みて何か感じませんか？

７組の芸人が出ておりますが
その内４組が東京からの来阪芸人さん

元々は大阪吉本
そしてショーレースを経て東京吉本へ

大阪にもよーさん芸人いてまっせ

「東京いったら東京で仕事しとけよ」
と思うがそうは行かない

観光名所のNGKは全国からお客様が来る
とくに週末は地方からのお笑いフリーク達がわんさか

そうすると実力があるが知名度が低い関西芸人では集客力が弱い

「関西では結構活躍してるで」
ではよっぽどのお笑いマニアか地方の親戚ぐらいしか
喜ばない。

言うても吉本は興業会社
客入れてなんぼ

なら少々の交通費はしゃーない

「東京の人気者お願いしまーす」になる

昨今
ネットだ
配信だ
言うて
グローバル化してるのちゃうの？

サラリーマンもリモートで仕事ができる時代で

努め先は東京だが
住まいは自然の多い長野ですねん。
なんて人もいると聞く

しかーし
しかし
今だこの業界
東京一点主義
なんなら俺らの時より進んでますよ

毎年、毎年、東京行きの若手が増える事増える事

この流れを見てると
思う事は１つ

「もう大阪に夢は無いのかぁ」

東京ならイッキに全国
仕事の幅
予算
どれも叶うところなし

そう言えば
20年前ぐらい
まだ大阪もちょっと元気あった頃

「なるとも」という朝の番組で司会の「なるみさん」
が嘆いていたのを思い出す

「東京からのゲストの時お弁当、何とかしてくれへん？
コンビニのおにぎり1個じゃ司会として恥ずかしいわ」

東京ゲストのたびに生放送で訴え続けたが
願いは叶わなかった。

元気があった時代でおにぎり1個
今ならハッピーターン2枚になるのだろうか？

どこ行っても
金ない
金ない

テレビでそうなら
ラジオなんて、、、

想像してください
怖くなるでしょう

ほんでもってテレビの番組のゲストなんかも
ほとんど東京から

ここ最近ちょっとテレビに出始めぐらいで
もうゲスト

そのゲストあたりが
「そうです　私は東京なんで大阪はちょっとわからないですよ」

わからんかったら予習してこいよと俺は思う

この手の輩が

我々ロートルの「大阪芸人」に舐めた口を聞こうもんなら

俺はビシャっと毒舌をかましてやる

「この地方出身のお登り芸能人が、、、」
「お前のものさしで大阪を図れると思うなよ」と

大阪だけは勇逸東京に屈服しないのだ

これだけは言っておく

東京が天下だと思っている全てのやつに

「大阪を舐めるなよ」