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今日のあいはら 値打ち...

これまで仕事で何百と言うお店に食レポして「これは美味い!」と本当に思ったらお金を払ってまた行っている。

「身銭をきる。」これがやっぱり値打ちの基準になる。

食べ物、服、観光
仕事で「わー凄い!」「美味しい!」「綺麗やわー!」と叫んでいるワンシーン。
思っていないわけでは無いがやっぱり仕事。

行った先でお相手のお店に機嫌良くして貰わないと申し訳ない。お店は無償でテレビに協力してくれるのだから。勿論その先の「反響」も考えて出てくれているのだが。

高くて美味いのは当たり前。
安くて不味いも頂けない。
そんな事を考えお金を払って店を選ぶ。
至極普通の事。

話はかわるが知り合いの作家でこれからの人生は「人の施しで生きていく」と豪語するただのケチ野郎がいた。
金を使わず、貰い物で生きて行きたいと胸を張ってのたまっている。

「まじか!」自分の目利きを放棄する宣言!
こいつの提案する企画に真実はあるのだろうか?
金を使わないとわからない事もたくさんあるだろうに。
こんな作家と仕事をする事は出来るだけ遠慮したいものだ。

テレビ、ラジオでクレームをつける人が多いと聞く直接放送局に怒鳴り声を出して電話をかけている人に言いたい。
「ただやで!」「忘れたらあかんで!」
思うのは勝手だがなにを本気になってるの?

スーパーの「試食」で不味い!とパートのおばちゃんに文句を言っている人を見たらどう思うだろうか?

「買って言えや!」かもしくは「不味いなら買うなや!」だろう。

テレビ、ラジオも嫌なら見なければいいし、聞かなければいい。選択肢は自分にある。
メディアなんてそんなにマジで観るものでは無いと思う。

お金を払うで言えば配信イベントが近づいている。
まさに「身銭を切って」くれたお客さんに満足してもらう為に一生懸命「どうでもいい話」をするつもりだ。終わっても何も残らない無駄なお時間を楽しんで頂きたい。

お客さんにお金をもらい生活しているお笑い芸人がお金を払ってみたい舞台が明日ある。繁昌亭で行われる笑福亭福笑師匠の会だ。
俺の大好きな師匠。素晴らしい落語。
師匠の舞台にはプロが見てもお金を払ってみる「値打ち」がそこにはある。
チケットはもう無いかな?
あるならば一回ご覧になって皆さんと価値観を共有したい。明日私は繁昌亭にいますのでお声をかけて下さいませ。

今回は脈絡も無く思った事をツラツラと書いた。
こんなノートに「値打ち」はあるのだろうか?


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