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今日のあいはら 経験...

芸人になって

ラジオのパーソナリティになってよかったと思える事がある。

それは今までの人生で「経験」した事が全てネタになりお喋りの風味、厚みとなってネタ貯蔵のタンスに入る事だ。

人生の「経験」に無駄が無いブーメラン現象。

あった事が返って来て仕事になり、お金が発生する。

6歳で両親が離婚

親父が引き取るも3日後には

「育てるの無理ーでーす!」と爺さん、婆さんの元に送られる。

当時辛い思いも
芸人となった今ではよし。

親の都合であちこち転校も
それぞれに違う体験、思い出になった。

アレがあって色々な人に出会う。
無二の親友ともあえた。


バカやった出来事など最たる例だ。

高2の時に同級生の女の子が今で言う「授かり婚」
当時では「出来ちゃった婚」で学校を辞めた。

仲が良かった俺は学校を、サボりその子の家によく行って時間を過ごした。

子供にオッパイをあげる「同級生」

「どんな味するんかな?」と俺

「試してみる?」と同級生

手のひらに母乳を...

おおらかな時代でした。。

ちなみにその子の旦那とも仲は凄く良かったのであしからず。

その話をABC放送の「ごきげん!ブランニュー」で話したら、共演者皆様に

「この変態野郎」とお褒めの言葉を頂戴した。

まさにおいしい「経験」

高校出てディスコに就職。

寮完備と聞いてが思っていたものではなく
マンションの台所で布団を引いて
留置所の様に過ごす日々

変な薬をやっているスリリングな人と同居も「いい経験」

店で客と殴り合い。
大問題になり大目玉。
それもいいネタに。。

「芸人」になって人気者になる予定が
思惑ハズレ、、、

2人しかいないファンと結婚。

1人は嫁ハン。
もう1人はオッさん。

この話も鉄板ネタになりそこそこ稼いでくれた。

相方だけが仕事が増えた時期があった。

当時はやり切れない気持ちになり日々悩んだが、、、

今になってみれば「何故?」そうなったかを

考えるいい機会になった。

当たり前だが
仕事の依頼が無いのは
俺のスキルが低かったせいでしか無い事に気付けてよかった。

3年前のあの病気。

生死を彷徨って帰ってきたあの経験。

「クソみたいな流行り病」
の為に「肺炎」で苦しんでいる俺を観てくれなかった病院のシステム。

「流行り病」からわかった脆弱なこの国の医療体制。

「経験してこそ信なり。」

今色々な事で辛い思いで胸を痛めている「人」もいるでしょう。

「頑張って」なんてエールは辛いだけだと知っています。

乗り越えるなんて、、、。

只あるがまましか無いんですよね。

しかし「その経験」は無駄にならない事は

カミングアウト芸人、今では市議会議員の
「長井秀和」の言葉を借りれば

「間違いない」


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