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今日のあいはら 辛いのよ...

人生ハッピー過ぎてなんか怖い!
なんて人の方が珍しいだろう。

生きてりゃ色々とある。
あるから人生。

側から見ると「全部あるやん!」と思う人でも話を聞くとそれなりに辛い事はある。

今の阪神タイガース関係者は各々の立場で「辛いだろう、、、。」

勝ちたいのに勝てない、、、
一生懸命にやっているのに、、、
外野がうるさい、、、
笑っているだけでなんか言われそう、、、

心中お察しします。

辛いだろう。

芸人の場合やっていて辛いのはなんせ「スベる」と言う事。
面白いと思い話す話がウケない、、、。

わざわざ時間とお金を使い笑いに来ているお客さんの前で、「こちとらプロの漫才師やで〜」と出て行ってウケない、、、

流石にズルズルにスベる事は無いが歯車が狂いもう一つの舞台の時もない訳ではない。

もうイヤダとなる。

また舞台に立つのが怖くなる。

そして次は「爆笑させるぜ!」と意気込み、気合を入れ直し人前に立つ。

それを日々繰り返して過ごすのが芸人。

本当に芸人なんて笑いの天才だけがやっていい商売だと思う。

俺の様な凡才は自分で言うのもなんだか苦労するのだ。

細部に渡り策戦を練り、

人との付き合い方を考え、

数字、数字にこだわりなんとかこの生き残り競争に生存する為に足掻く。

まだなんとか、かんとか、やって行けているだけ感謝しか無いが、、、

コンビ二人で売れないのも辛い。
下積み生活は厳しい。

しかし本当に辛く苦しいのはコンビ片一方だけが売れるパターン。

これは、これは本当に残された片割れはどうしよう無く辛い、、、、。

俺も二丁目劇場を卒業して、若手からの脱却の時期、コンビで大きく差が出来た。

同時期に親が死に、
財産で親戚が絡み揉めに揉め、
寂しいから結婚をして、
そして仕事が無い。
何もしないから面白くならない、、
また差が開く。

思い出してもゾッとする。

仕事のある相方を批判しても仕方がない。

面白いから仕事が来る。
努力が認められているから仕事が来る。
仕事が来るからまた仕事が来る。

そのカラクリがわかっているからまた辛い、、、。

皆様も想像して下さい。
辛いのよ...

これを打破するには、、、

やるしか無いのである。
今までと違う事を、一人で。

変なプライドなど一銭にもならない。

前に出るしかない。

「ゴーフォーブロック」
「当たって砕けろ!」
マサ斎藤がよく使う言葉。

今俺の周りも「辛いだろう」とお察し出来る芸人もいる。
気持ちが本当にわかる。

どうしたら?

やるしか無い。
やるしか無いのが凡才の生きる道だ。

足掻くだけ足掻く。

黙って死ぬぐらいならジタバタしてやる!

ダメならガチャガチャにしてやる!

当時俺はそう思って行動に移した。

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