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今日のあいはら 人気番組...

10月はメディアに生きる人間にとってデリケートな月だ。
「秋の改編期」

今まで存続してきた番組を見直し、そして新しく番組が始まる。
テレビは数年前から、「世代の若返り」と大名目をうたいコストカットを敢行。

ベテランに気を遣いまくっていた局のディレクターも堂々と自分が使いたい若手を使い、金の無い中で新しい風を吹かしている状況。この波は続いていくだろう。

さぁ遅ればせながら、コストカットの波がしっかりラジオにもやってきた。

関西のAMの二代巨頭、Mラジ、ABCも大改編!
Mラジで言うと早朝の帯を長らく続けてきた
「子守さんの朝からてんこもり」が終わり、ABCでは夜の「よなよな」が終了する。

どちらも根強いファンのいる「人気番組」である事に間違いはない。

「子守さんのてんこもり」

朝から自分の「私感」をしっかり入れ込んだニュースの番組でとても硬派な番組の印象。

テレビより喋る量が圧倒的に多いラジオと言う媒体。

何よりこの「私感」で話すことが本当に大事だと俺は思う。
このリスクがパーソナリティの喋る覚悟だと。
勿論反対意見も承知の上だろうが、これは大変ストレスの掛かる仕事だ。

よくいる「パーソナリティ」が新聞をタラタラ読んでいるだけのラジオなんて何が面白いだろうか?

自分の意見は言わず、語らず、抽象的に終わっていく番組が多い中。「散々喋った挙句、自分の考えは言わん!どないやねん!」とツッコミたくなる。

子守さんはしっかり爪痕を残し、番組を勤め上げたアッパレなパーソナリティ!
後輩の身分ながら素晴らしい仕事なされたと感心している。
早朝の番組は体調維持が難しいとよく聞く。
その中で長きにわたり生放送されて本当に凄いの一言だ。

「ダイアンのよなよな」
言わずと知られた人気ラジオ。
コンビでタイマン形式のトークは中々難しい中、本当にクオリティを落とさずやれるなぁと感心しながら聞いていた。
「誰か女の子入れないんやぁ。」
「コンビだけでは俺やったら辛いなぁ。」といつも聞いて思っていた。
この2人喋りだけで番組を作るダイアンの凄さを感じずにいられない。

終了にあたり、勿論存続の声は大きいのを周りから聞いている。

ここで俺が思う事。
テレビは断言出来ないが、「ラジオで人気」を博した人は、別の局になるか?違う形に?なるかはわからないが、必ずどこかで番組を持つ。
それぐらいリスナーの支持は長く、ファンは待つ。
この声はいつか必ず届く。

一旦のお別れはリスナーは辛いだろうが、また何処か依頼が来るだろう。
ダイアンなら東京?
子守さんなら他局?

だから、子守さん。
ラジオパーソナリティを引退なんて言わないで欲しい。ラジオを愛する後輩の気持ちです。




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