見出し画像

今日のあいはら 廃校のブルース...

通っていた学校が無くなる、、、

田舎の山の中の学校でも無いのに、、、

大阪の高校でも和歌山寄りの高校は
こう言う事態が数年前からあるらしい、、

そう
俺が通っていた高校も来年の3月で廃校

なんとも心に「すぃー」感情が渦巻くもんだ

高校三年生の頃
俺によく似た一年が入ってきた

卒業するまでその似た一年とおんなじ電車の車両

卒業する3日前にその一年が俺が6歳の頃に別れた弟だと知った

こんな事ってある?

俺が6歳
弟4歳

18歳になるまで一回も合わず
何処にすんでいるかも知る由も無し

それが同じ高校
同じ車両

何がびっくりって
離れていても
同じぐらいの知能の学校に通うと言う現実

育ちなんて関係あれへん
賢くないのが同じなのが怖い、、、

その学校の最後の集まりがつい先日あった

悪友ら8人でその総会に参加

あの頃の様に
いつものあのホームに集合して
電車で学校に向かう

朝っぱらからテンションの高いオッサンが車内ではしゃぐ

他の乗客の方も

「うるさいなー」と思っただろう

「なんやねんこのオッサンら」と口には出さないが
顔には出ている

よーく見る
その中で1番はしゃいでいる親父

「あれっ?」どっかでみた事ある

「あいはらちゃう?」

テレビとかに出ている現実を
その時ばかりは忘れていた

わずか25分の電車での空間

40年前にタイムスリップ

車内で喧嘩しただの
彼女と一緒に帰っただの

アホ丸出しの会話

勿論下品極まれりの話も車内でぶっ放す

駅に着き
高校に徒歩で向かう

この歩いている時
1番後悔した事がある

「タバコ辞めんかったらよかった」

堂々と咥えタバコを吹かして学校に行きたかった

コソコソ吸ってたなぁ
あの頃は

喫煙メンバーは
電子タバコを咥え颯爽と校舎に向かう

思っていたより総会に参加する卒業生は
多かった

200人は超えていた
廃校になる母校は最後見ておきたいのだろう

教頭先生は俺達が三年の時に新任に来た先生
色々と思い出を話す...

褒められる事は一切せず
只アホみたいな青春だった

他の卒業生達も皆んな
似たり寄ったりだっただろう

それが社会に出て
なんとか働いて
家族を持ち
禿げて
太って
歳食って
今がある

今年55歳になるが
結構な人数
あちらに旅立った旧友も多い

そんな今はいないツレの話もやはり出る

今とは時代が違う昭和での粗ーいエピソード

なんやかんやの楽しい時間だった

最後

悪友達に
「どうせこの事ラジオで話すやろ
色々と悪意を入れて」と言われた

さすが付き合いが長いツレだ

「よく解ってらっしゃる」

当然悪意山盛りで話しますよ!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?