本とのつきあい 接触編

ここ最近気になった本が多いので、読んだ本について書いてみようかな、と思った次第。

その前に今までどう本と付き合ってきたのか書いてみようかな、と思ったわけです。


そんな昔ばなしみたいなの興味ないし、聞きたくないよ
そう思われてもしょうがないですね。
無理に聞く必要ないですし、でも、話を聞かなくてもいいからちょっとだけ読んでくれたらうれしいかも(ん?)

子供のころ「読み聞かせ」ってされた記憶はないですね。
子供のころの話なので単純に覚えていないだけの可能性もありますが
小学低学年のころの実家には、子供向けの本、童話とか絵本とかそういった類の本がなかったので、
本当に「読み聞かせ」はなかったのかもしれません。
始めて絵本を見たのは小学3年のときだったかな、
「ぐりとぐら」や「ねないこだれだ」のような本が急に本棚に現れました。
これらは自分向けではなく、たぶん妹(当時幼稚園児)向けに購入された本だと思われます。

本棚はあったんです。
結構な量の書籍が詰まってました。
ただ、その中に子供向けと思われる本がなかったというだけで。


自分が御幼少のころはそういった本の中から「挿絵」や「図解」の入ったものをよく読んでいました。
ひらがなはともかく漢字や外国語は読めませんでしたからね。
「国民大百科事典」や「ライフサイエンスライブラリー」や「国鉄車両形式一覧」などなど。
このあたりが自分と本とのファーストコンタクトですかね。
はじめてふれる本によって人格が形成されるといわれたら否定できませんね。


少し文字が読めるようになった頃の愛読書はジョージガモフのトムキンスシリーズ。
小学校入学前は結構TVを見ていたので、ちょっと小難しいっぽいコトバや数式に抵抗はなかったです。
当時NHKでやっていた通信高校講座の数学や生物は欠かさず見ていました。
「ベクトル」や「集合」がお気に入りで「微分・積分」や「関数」は嫌いでした。やっぱり図解がないとつまらない?

小学校入学後は、学校の図書室から「ドリトル先生」や「怪盗ルパン」「明智小五郎」など読み漁りましたね。
読めるコトバで書いてあってすごく読みやすかったのを覚えています。
でも、本の内容はガモフやサイエンスライブラリーの方が面白かったな。
ブドウ糖が分解代謝される過程でエネルギーが生産される反応式とか、
必死で暗記したけど誰にも理解されなかったんです。担任の先生にも意味わからんとか言われたですよ。大人のクセに知らんのかい!どのハナで酸素吸ってんじゃい!それでよく教師やってられるな!な気分でしたね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?