ゆめうつつ(散文詩)・・
朝、おきてみるとわたしは、確かになめくじにのって、空をとんでいました。
そのなめくじから足がのびて、とても太い足がじめんに着き、
あるきだしました。
でも、なんだか変だったので、わたしは殻になりました。
ですが、その中身は かるしうむ ではなく、きょうよう と ちえ の
ようでした。
わたしが殻になるとなめくじは殻にはいり、
そのとたん、足がきえました。
殻にはいって、なんだか自分になったので、そのまま、 ぢめんを
ゆっくり、ゆっくりと、かたつむりの歩みで、あるいていきました。
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