私が考える"にぎやか"
私が今回美波町のフィールドワークに参加するに
あたって気にしてきたもの、それは
美波町の目指す町づくりのあり方
"にぎやかそ" である。
徳島県内最多となるサテライトオフィス企業の進出・集積(平成30年11月末時点)や、若者移住者の増加、また、古民家を活用した飲食店などのサービス業が次々と開業するなど、町には変化が生まれ、あらたな“にぎわい”が生まれつつあります。
「にぎやか」と「過疎」という相反する言葉の
組み合わせで、インパクトがあり言葉として印象に残っていたからだ。
美波町にどんな「にぎやか」があるのか気になった。
美波町の「にぎやか」を探しながらストリートビュー、現地の美波町役場の方が撮影してきてくださった動画をもとに美波町の町を歩いてきた。
うみがめ、サテライトオフィス、漁船、古民家リノベーション、様々な美波町の面を見てきたが、
聞けば魅力的なものの、実際写真や映像で見てみると賑わいより、閑散としている印象の方が強かった。
美波町の方が紹介してくださる一方で、
「にぎやか」の印象に強く残るものが見つからない
この状況から、私たち第三者が考える「にぎやか」と
美波町の人々が考える「にぎやか」に差があるように
感じた。
私たちのイメージするにぎやかとは?
ゼミ生アンケートより
人がたくさんいる場所
活気がある
みんなが楽しんでいる雰囲気の場
うるさい、ワイワイ、ガヤガヤ
人が流れていない状態
つまり人のいない状態、集まっていない状態は
「にぎやか」という印象を受けづらいことが
分かった。
では過疎化が進む美波町で
人を集めるには?
行きたいカフェがある、そこで撮りたい写真がある、経験したいことがあるなど、目的があって初めて
その場所に人が集まるのだと私は考える。
美波町に集まりたくなる目的を
準備しておくのだ。
1.電動バイクでタイムスリップ
(例)
美波町に残る街並み、都内では体験できない
20世紀初めのお風呂屋さんを始め、
街全体で20世紀を甦らせる
ヒト、モノ、音
当時の服装を再現した衣装
写真を撮りたくなるセット作る
(例)
うみがめのいる海近く
竜宮城カフェ、レストランなど
浦島太郎コンセプト
2.サテライトオフィス、別荘体験
Wi-fi、家具すべて用意しておく。
ただ来るだけ。それだけで非日常が味わえる。
リモートワークが進む現代だからこそ、
より集客のチャンスがあると考える。
2週間、1ヶ月単位でまずはお試し。
船やボート付きも良い
静かで周りに気が散るものがないため、受験生
向けにプランがあっても○
3.廃棄される漁船を活かす
廃棄するのにもコストがかかる。廃棄せずに
船舶ホテル、釣った魚を楽しめる船の上レストラン
、美波町の海クルージングなど船と船を操縦できる人を活かす。
美波町の人々にとって当たり前に見えているもの、
あるものが都心部に住む私たちからすると
魅力的であったりします。
今あるモノや場所にストーリーを
加えることで「にぎやか」になるための
集客ができるのではないかと考えました。
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