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Sampdoria×Milan


こんにちは。記事を書いてる今日,なんとバイト先での夜勤が急遽決まりました。驚きです。
社員の方がコロナ陽性になってしまったようで……
最早どこでなるか分かったもんじゃないですね。皆様もお気をつけ下さい。
さて,今回はまだリーグ戦勝ち星のないSampdoriaと,今季公式戦まだ負けのないMilanの一戦です。調子は全くの対極に位置する両チームですが,果たしてどのような試合になったのか。見てまいります。

<前半>

立ち上がりからMilanは得意の形でビルドアップ。そして6分。早速点が動きます。
Leaoが相手選手2人をはがして突破。前線で斜めに走ったGiroudに
パス。Giroudの落としをDe Ketelaereが触り,再びLeaoへ。トラップをミスして前にボールが流れたところ,Messiasがニアに決めて先制。
早くも試合が動きます。
しかしSampdoriaも負けじと攻撃を仕掛けて決定機を作ります。
しかしDjuricicのコントロールショットはクロスバーを叩きました。
ここからはお互いの戦術について考察してみます。
Milanはいつも通りならメディアーノのどちらか一人が最終ラインに参加してのビルドアップですが,この試合では状況に応じてTonaliとPobegaが高い位置を取ったり低い位置を取ったりと,バランスを重視していました。
Theoのところはいつも通り,Theoが高い位置を取るときはLeaoが少し中に入ってプレー。Messiasは外から中へドリブルで侵入してくるというような形でした。あとはKjaerのロングボールの精度が非常に高かったです。
一方のSampdoria
アンカーのVillarを中心に,と行きたかったんでしょうが,Giroudがマークについたことによってそこを使えず。脇のRinconとSabiriがビルドアップに加担する形で打開していきました。
サイドのDjuricicやLerisもよくボールに絡み,Caputoのポストプレーを使いながら攻撃を作っていきました。しかしいい時間はそう長くは作れず,Caputoが孤立してしまったりボールを保持できなかったりと,改善は必要な状況です。
後半はどのような試合展開になるのか,見てまいります。

<後半>

後半も立ち上がりからアクシデント。右からのクロスをオーバーヘッドしに行ったLeaoの足がヘディングに行ったFerrariの額に直撃し2枚目のイエローカード。Leaoが退場という事態に。
これによりSampdoriaが一人優位の状況に。
しかしファイナルサードでの正確性に欠けるSampdoriaも中々ゴールに迫ることはできず。
ただそれでも攻めたSampdoriaがついに報われるのは57分。
Caputoがバイタルエリアでボールキープ。左サイドのAugelloへ。
そのクロスにニアでDjuricicが合わせてゴール。
人数的な優位がある中で同点に持ち込むことに成功。
これによりMilanは戦術の変更を余儀なくされます。
Messiasに代えてTomoriを投入。
右からKalulu,Kjaer,Tomoriの並びの3バックにします。
しかしSampdoriaも同時に動いてきます。
Bereszynskiを下げてGabbiadiniを入れてきます。
システムは流動的でわかりにくかったですがおそらくLerisが右サイドバックに入った4-3-3に。ビルドアップの時はLerisが高い位置を取ることによりRinconが右サイドにでるような形としました。
このシステム変更でいい効果が出たのはMilanのほうでした。63分に早速決定機を作ると,その後のCK,Tonaliが蹴ったボール,中で合わせたGiroudのヘディングがOFRの結果Villarの手に当たったとしてPKに。そのPKをGiroudが落ち着いて沈めて勝ち越しに成功します。
そして勝ち越しに成功したMilanは点を決めた後の71分。De Ketelaereをベンチに下げてBennacerをピッチに送り出して守備を固める方向性に切り替えます。
そこからはSampdoriaがボールを持ち始めますが,前線の選手の連携がうまくかみ合わず決定機を演出できません。
そのまま時間だけが過ぎていき,どんどんSampdoriaが押し込む展開になりますが,ゴールマウスを割ることはできず。
Milanは割りきって後ろを5枚にして守りに徹します。
その後フラストレーションを溜めたSampdoriaの選手にイエローカードが,監督のGiampaoloには退席処分がだされてしまい,結果はそのまま1-2
Milanがギリギリの戦いを制しました。

<試合総括>

人数的な優位を持ちながら決定機を作り出せなかったSampdoriaはまずそこの改善が急務ですね。Giampaoloの去就も危ぶまれるところですが,実際に切られるまではGiampaoloが監督です。タレントは前線にいるわけですからあとはそれをどう生かすか。残留争いに巻き込まれないためにも頑張ってほしいです。
一方のMilanはアウェイのこの地で,Luigi Ferrarisという難しい雰囲気のスタジアムで,人数的不利がありながらよく勝ち切ったといえるでしょう。
こういう難しい試合を勝ち切るのは上位,特にスクデットを狙うチームとしては大事なことです。うちも見習ってほしいくらい。。笑
次はチャンピオンズリーグ。結果を残すためにもこの調子を維持してほしいです。

以上になります。
後半の記事は夜勤明けに書きました。
意外と自分は仕事できるんだなと感じましたよ。笑
チャンピオンズリーグは。。。まあ,後々触れる機会があれば。。触れたくないけど。。。
それでは,よい一日をお過ごしください。ありがとうございました。

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