Napoli×Spezia
こんにちは。
大学の日程も決まりもう夏休み気分ではいられないなと痛いほど感じているぱぴよんが本日もお送りいたします。
アルバイトをしている先のコンビニに新しい女の子が入ってきたのですが,彼女は高校1年生。私は3つ下に妹がいるのですが,それよりもさらに2つも年下と考えると自分がいかに年を取ったのかを痛感させられます。笑
まだ20歳ですけど。。笑
さて,今回はリーグ戦では絶好調,CLではまさかのリヴァプール相手に4-1と圧勝したNapoli
対するはいまだリーグ戦で未勝利のSpezia
両チームの調子は対照的な状況ですが,この試合はどうなったのか,見てまいります。
<前半>
試合は立ち上がりからNapoliのペースで進んでいきます。
個人的にNapoliのビルドアップの良い所は,センターバックからも試合を作れるということです。
特に今日ビルドアップの中心となったのはRrahmani
彼の足元技術は非常に高く,長短のパスをポンポンと出していきます。
そのRrahmaに加え,間,間に顔を出すNdombeleと,Anguissaで低い位置でのパス回しを行います。
Speziaは重心低く構えていたのでハーフラインまでは余裕をもってビルドアップできていました。
そこからは少し前で動きをつけて相手をはがすElmas,サイドに開くPolitano,サイドや中でポジションを取るKvaratskhelia,最前線から降りてくるRaspadoriなど,様々な選手がボールの受けどころとなり攻撃を作っていきました。
一方重心低く守りから入ったSpeziaはボールを持ったら前線で構えるNzolaへロングボールを供給。ポストプレーのこぼれをGyasiやAgudeloが拾っていくような形でボールを前に運んでいきました。
しかしNapoliの堅い守備を前に決定機は中々作れず。
苦しい前半となりました。
ただNapoliもシュート半数は多いものの決定機らしい決定機はほぼほぼDragowskiのセーブに阻まれてしまいました。
前半はこんなところでしょうか。
果たして後半はどうなるのか。みてまいります。
<後半>
後半もNapoliがボールを支配する状況は変わらず。
後半頭から入ったLobotkaですがやはりさすがのパフォーマンス。Napoliのアンカーの役割を最も理解できている彼により,Napoliのパス回しに更に磨きがかかりました。この序列をNdombeleが変えるにはかなりの努力が必要になるでしょうね。
また,前半は右サイドでDi Lorenzoがインナーラップするシーンが目立ちましたが,後半は主にオーバーラップ。そして最前線のRaspadoriも前半は主に前から降りてきて落とすような動きをしていましたが,後半は裏へ抜け出して幅を取る動きにシフト。
そうすることでSpeziaをさらに自陣に押し込みます。
しかしSpeziaもしっかりとこれに対応。ウイングバックも守備に参加して5バックのような形でブロックを形成。
また,ボールを奪っても前半のようにNzolaにあてに行くのではなく,少し右肩上がりになったポジショニングを活かしAmpaduを中盤とのつなぎ役に使ってビルドアップ。左サイドにボールがあるときは右のウイングバックの
Holmが中に絞ってきたり,メッザーラのAgudeloとBastoniがボールサイドに寄っていってできる限りショートパスで繋いでいこうという意図が見えました。
そういうような工夫を凝らして地道に打開を図っていこうとするSpeziaですが,やはりNapoliの守備陣は堅く,状況を変えるには至りませんでした。
それでもSpeziaもしっかりとブロックを作って相手に得点はやらせません。
ここでNapoliは57分に動いてきます。PolitanoとAnguissaをベンチに下げてLozano,Zielinskiを投入。Lozanoは右サイドにフレッシュさを加えて違いを生み出し,Zielinskiはいろんな場所に動きまわってボールをはたいてスペースを作っていきます。
更に間髪入れずに67分。SimeoneをKvaratskheliaに代えて投入。Raspadoriを左のウイングにずらして最前線にSimeoneを入れます。
個人的にはこの交代は賭けだったように感じます。Kvaratskheliaも悪いパフォーマンスではなかったですから。
その後Gaetanoも投入して攻め続けるNapoliですがディフェンスラインに阻まれたり,ゴールキーパーに阻まれたりと徐々に引き分けムードが濃くなってきた89分。
Lobotkaのサイドチェンジから。右サイドで受けたLozanoが折り返し。Gaetanoが少し触ってコースが若干変わり,その先にいたのは81番。Raspadori
低い弾道のシュートが見事ゴール左に吸い込まれ先制。
見事な崩しでした。その後の退場騒ぎはよくわかりません。。笑
<試合総括>
しっかりとブロックを作って守ってきたSpeziaに対して攻めに攻めたNapoli
全員が同じ方向を向いて最後まで戦い抜いたことで生まれた決勝ゴール。
CLに続いて今後につながるいい勝利だったんじゃないかなと思います。
一方守りに徹したものの最後の最後で失点してしまったSpezia
ただ今のNapoliに1点で抑えられたことは決して悪いことではないと思います。
攻撃面に関してはVerdeの不在が嘆かれるところですが戦うしかありませんからね。頑張ってほしいです。
特に後半目立っていたAgudeloにはほんとうに期待しているのでどうにか爆発してほしいです。
以上になります。
このくらいの長さでよみやすいですか?
読みづらくても選択肢にあるのはもっと細かく長い文章にすることだけなんですけども。。笑
それでは,ありがとうございました。
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