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Lecce×Inter

こんにちは。Jリーグではガンバ大阪を応援しているのですが,最近不穏なニュースしか目に入らずどんより,数日前の清水エスパルス戦で敗戦し,絶望した後,三万のソファを買って気分を落ち着けるという奇行に走ってしまったぱぴよんです。でも座り心地最高で,試合を見るにも快適です。笑
今回は昨シーズン惜しくもMilanの後塵を拝す形で2位に終わったInterと,昨シーズンSerieBを首位で終えて昇格してきたLecceの一戦。
試合を見る前の時点では差がありそうな感じが否めませんがどうでしょうか。見てきます。

<前半>

やはり試合前の予想通りというか,Lecceは思ったようなサッカーはできていなかったでしょう。ただ前線の強さをもったCeesayに任せきりにすることなく,StrefezzaやDi Francescoもうまく攻撃に絡ませていたのは好印象でした。それでもDi Francescoはもっとやれるでしょうし,Strefezzaもまだまだ持っているポテンシャルは生かし切れていないんじゃないかという前半でした。何分Interの守備陣に隙という隙がないので致し方ない所はあるかもしれませんが。
守備面ではBaschirottoがInterの2トップを相手にも積極的なプレスで自由にさせていなかったなというのと,Falconeの実力はやはり間違いないなというのが頭に残っています。
リードで45分を終えたInterはなんといっても開始早々Lukakuが点を取ったというのが大きいでしょう。実際完璧に守備を振り切ってのゴールでしたし,今後の道にもいい影響を与えるゴールだったといえます。
ボール回しに関しても昨シーズンからのベースをついでスペースをうまく使い相手守備を崩しにかかり,BrozovicのIQは相変わらず。控えに獲得したAsllaniもいますがこの人からスタメンを奪うのは厳しいと言わざるを得ないでしょう。
しかし課題点はこれだけゲームを支配していながら1点しか取れていないということ。Lautaroはややつぶされ気味ですし,Simoneの後半に向ける修正に期待です。それでは後半に参ります。

<後半>

後半立ち上がりは驚き一転Lecceがいい時間を作る時間が長くなりました。
StrefezzaもDi Francescoも自分の間合いで相手と対峙し,攻撃にアクセントを加えていました。そんな中立ち上がり48分。そのDi Francescoと前線で躍動していたCeesayが2人でInter守備陣を崩してまさかの同点弾。
後半はHjulmandが少し高い位置でBrozovicを視野に入れたことにより相手をけん制。自由なビルドアップをさせないという良采配でした。
しかし名将Simoneもやられっぱなしなわけがなく,早い段階でBrozovicをベンチに下げてMkhitaryanにチェンジ,まずはここが一つのターニングポイントになりました。Calhanogluをアンカーに下げるという策はあまり変化を生んだとは言えないですが,間髪入れずにCalhanogluをさげて誰を入れるかと思えばDzeko
初めは驚きましたが,誰かを中盤にさげるわけでもなくそのまま前線にLautaro,Lukaku,Dzekoの三本の柱をたててパワー型にチェンジ。
最終的にはそれが功を奏し,CKから見事Dumfriesが決勝点。
一方敗北してしまったLecceではありますが,勝ち点1を落としてしまったのは確かではありますが,決して悪いことばかりではなかったです。なんといってもSimoneの2年目のシーズン。かなりの完成度,そして的確な補強を敢行したInterを相手に最後の最後まで結果のわからないゲームをできたわけですから。個人的にはLecceの残留は厳しいと感じていましたが,今日の迫力のあるゲームで今シーズンが楽しみになってきました。

<試合総括>

前半はInterの完成度の高い攻撃的なサッカーで相手を翻弄。しかしはーfyタイムでその中心となるBrozovicの抑えかたを変更して見事にフィット。しかしそれでもくじけないSimoneも修正を加えて再び流れを支配。
かなりハイレベルな戦いがみられました。
個人のキレのレベルはまだまだばらつきは見られますが,シーズンが進むにつれこの両チームがどのように進化していくかは大いに楽しみです。

以上でこの試合の振り返りは終わります。
今節の試合はあと3試合。気づけば2節が迫ってきていますがそれまでには間に合いそうです。笑
それでは今回もありがとうございました。



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