見出し画像

Milan×Udinese

こんにちは。冒頭に書くことが思いつかず,友達になんか書くこと考えてといったら,昨日ミンミンゼミを食べたんですって話すればといわれました。もちろんそんなこと誰もしてません。一瞬でそんな話題が脳に浮かんでくる私の友達頭おかしいよねって話でした。
さて,今回振り返るのは今シーズンのオープニングゲーム。
Milan×Udineseです。Sottil監督がSerieA初挑戦。ディフェンディングチャンピオン相手にどこまでやれたのか。見てまいります。

<前半>

まず戦略云々を振り返る前に試合が動きました。左サイドのDeulofeuのキレイなCK,Becaoがお見事そらしヘディングで先制。細江さんも北川さんもおっしゃっていましたが想定外でした。笑
しかしその数分後にはCalabriaがエリア内で倒されてRigoreを獲得。
このシーンに関してはMarinelliさんも難しい判断だったと思います。どういう形であったとはいえ先にボールに触れたのがCalabriaだったのでSoppyのプレーは印象が悪く見えても致し方ないかなと。。。
結果としてはRigore
Theoの落ち着きはさすがのものでした。そして間髪入れずに15分。
Brahim Diazが狭いエリアでボールキープから右へ展開。Calabriaがよく見て正確な折り返し,Rebicが華麗に合わせて逆転。
ここで一つ触れておきたいのはRebicを頂点に置くことの意味です。
細江さんが全部話してくれてるのでここでは少し違った視点から。
GiroudやIbrahimovicが中央で構え,基本的にはその後ろの選手たちが攻撃の9割を作り上げ,最後の1割を彼らに任せるといったサッカーをします。一方でRebicはその最後の1割に加えその他の9割のプレーにも積極的に参加します。これが細江さんの言っていた,動きを作れる。ということだと思います。
そうなると,2列目の選手の動くスペースも確保されたり,本人がいろんな位置に動くのでパスコースも多く生まれる。これによりBrahim Diazはかなり自由にやれていました。かれはRebicが前にいるときが一番輝くかもしれませんね。個人的にはプレシーズンよりも良かったと感じます。
そして触れないわけにはいかないセンターバックの安定感。
一本Udineseのロングカウンターを2対1の状況でKaluluが防いだシーン。
あれはKaluluでなければ止められないタイミングの守備でした。
完全にフリーでゴール前に侵入したDeulofeu,そのシュートモーションに入るすんでのところで大きなストライドでもってストップ。前半の一番のハイライトですよねあれ。笑
UdineseはBecaoが昨シーズン以上にオーバーラップの意識が高く,Soppyをよく助けていました。プレシーズンはBijolがでておりBecaoはケガでしたかね?
ただ開幕にこの完成度を持ってこられたのはチームに大きな助けになると思います。
ちょっと長すぎたので後半に移ります。

<後半>

後半も落ち着かないうちに試合が動きました。両ウイングが中へ位置を取ることによって大外にフリーを作り,そこを利用してファーへのクロス。MasinaとPerezが連携ミス。Diazがよく詰めていました。これで3点目。
今日はプレシーズンで好調だったPerezは微妙でした。守備面でもめだった活躍の場面はなく,そのままEbosseと交代。次節以降に期待です。
そしてついにCampionatoデビューを果たしたDe Ketelaere
要所要所ででる才能の片鱗に私は心を踊らされっぱなしでした。
狭いエリアでも落ち着いたボールコントロール,タイミングの完璧なパス出し。フィットしないわけないなと感じました。Calcioの水に馴染む時間は必要ではあると思いますが。笑
とその前にゴールシーンがありましたね。前線からのハイプレスで見事にボール奪取,そこからの折り返しにRebicが鋭く詰めてドッピエッタ。
もはやMilanの独壇場でした。かわって入った選手たちもキレに問題は全くなくやれていました。

<試合総括>

ホームのMilanは昨シーズンの積み重ねにさらに肉付けしたような印象で非常に完成度高くプレーしていました。Pioli体制3シーズン目,今季はもちろんヨーロッパでの結果も求められてくるでしょうから,さらにチームの連携を深めていってほしいです。
アウェイのUdineseはSottil1年目。目先の目標はA残留になるとは思いますが,クラブのレジェンドの下,悪くないサッカーではあると思うので今シーズンも下剋上,期待しております。うち以外で。笑

今回も少し長くなりましたが,よければ目を通していただけると幸いです。
早く次に行かないと今週中に見終われない可能性があるので見てきます。笑
ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?