ねこのフレンド
ねこの友達がいます。
会話はできませんが、顔見知りです。
そのねこは、いつもの草むらに決まった時間に現れます。
わたしはここ最近はずっと在宅勤務なので、時間ができたらこのねこの「自宅」或いは「別荘」であるいつもの草むらを訪れます。
ともだち。「親しく交わっている人のこと」。
あししげく通った甲斐あって、ねこのほうもどうやらわたしの顔を覚えているようなので、言葉の定義だけで言うと私たちは「ともだち」ということなのです。
わたしの顔を見つけると、にゃーーーーんと鳴きながら駆け寄ってきます。
わたしの周りをぐるぐるぐるぐると回る。
そして「なでなで」をおねだりします。
そんなねこ、お外で暮らしているねこにしては珍しい。
ふと頭をよぎるのは、「元飼い猫だったのではないか」ということです。
こんなににんげんのことを信用してくれていて、
しかも「ここにいるよ」と鳴くのは普通野良では考えられないことです。
猫が鳴くとき、それは母猫を呼ぶとき。大人になった猫が鳴くというのは飼い猫ならではの行動のひとつであるようです。
人間と暮らすようになった猫は、たとえばご飯のおねだりもそうですが、「飼い主に何か言いたい時の伝達手段」として、鳴くことが有効であると学習したとも言われているようです。
もちろんこうしてしっぽで何か言ってくることもあります。
いろいろ観察をしていると、とてもたくさんのことを伝えようとしてくれていることが分かるようになりました。
なかよしなのに、なんで一緒に暮さないの?と人間の友達にも言われますが、そのことについてはまた改めて投稿しようかなと思います。
大切なことなので、自分の備忘録としても書いておきたいことです。
では。( ^^) _旦~~
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