新年サムネ

無い2話目を無理やり描く

あけましておめでとうございます。普段はよくツイッターに漫画を載せてるんですが、去年はお正月に描いた漫画がかなり拡散されました。それに気をよくしたのでそれの2話目を無理やり考えて描こうということです。下記のものが去年のものです。

新年1

新年2

新年3.5

新年4

干支が一堂に会してみんなでこたつに入ろうとする、という漫画です。これの2話目、今年分を考えます。

考えていきます。普通に考えたら去年が戌から亥へ交代するシーンから始まってるので、今年は亥から子へ交代する話になります。最初はそれでイノシシとネズミの話にしようとイノシシとネズミの間で共通するような話題などを探してました。

イノシシ

2匹とも害獣であることしか浮かびませんでした。あまり新年にはめでたくないワードだったのであきらめました。もともと1話目も犬とかイノシシの動物的特徴に関したものではなく、こたつの環境ありきの話でした。それゆえ2話目も無いのですが…。でも無理やり考えます…私は過去の栄光に縋りつく男だから…

元々の干支の物語に立ち返ることにしました。神様が動物たちに年ごとに動物の大将になれる動物を12種類選ぶためのレースをさせるやつです。ネズミは小さくて遅いけど牛の背に隠れて乗って牛がゴールする直前で飛び出して1位、だから次が牛、みたいな感じで干支の隣り合う動物たちは結構エピソードがありますが、イノシシは最後に間に合ったやつ、くらいだったので(日本むかし話知識)特にありません。1位のネズミと12位のイノシシの間のエピソードも特にありません。

なのでネズミが牛に乗る方を膨らましたいです。今は別にレースをしてるわけじゃないので、急いでる理由もないですが、年が切り替わる瞬間に間に合いたくて急いでるとかだと自然なのでそれにします。

…こういうのを無理やり足して、できました。


新年6

新年7

新年8

新年9


…子供の時から干支の順番決めレースで辰が5位なのおかしい、絶対一番早いだろと思ってたので、途中で辰に乗り換えることにしました。真冬の空をドラゴンの速さでネズミが飛ぶとただじゃすまないと思ったので凍らすことにしました。年越しの瞬間~してた、という振る舞いはよくあるのでそれの発展形として年越しの瞬間凍ってるというのもいいな、こたつもまた使えてちょうどよかった、と思いました。


………ボツです。理由は1話目が干支みんなでこたつに入るほんわかした話なのに、2話目がネズミがカチカチに凍った後、解凍される話はキモいからです。そもそも去年拡散された漫画の続きを無理やり描こうなんて、そんな過去に捉われた行いは間違っていたのかもしれませんね…。


以上です。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。



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