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2023.11.18/19〜PAPAのレース回顧〜◆重賞回顧・結果◆未来の軸馬◆新馬戦&芝未勝利評価


お疲れ様です。先週の競馬お疲れ様でした。
勝った人も、負けた人も今週もまた同じスタートラインで競馬は始まります。その時他の人より少しでも、優位な場所からスタートを切る為に必要なのがレース回顧かなと思いますので今日もやっていきましょう。

未来の軸馬』…
今走を見て次走出走時には【馬券の軸】として狙える可能性の高い馬をピックアップしました。次回に向けて頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

『新馬戦&芝未勝利勝馬評価』…
ここは対クラシックというより、クラシックに向けて行われる難解な2〜3歳重賞トライアルをスムーズに予想を行なう為のもの。クラシック本番にまできてしまえばある程度の情報は出揃いますが、情報の少ないそれまでの参考になればというものです。

重賞短評』…
短評が必要な馬だけ簡単に記載あります。

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◆重賞回顧・予想結果

【マイルチャンピオンシップ(G1)】
馬場はコース替わりもあり内外差はなく、先行勢にはキツい流れ。控えていた差し馬に流れが向いた。

1着▲ナミュール
記事でも触れた通りヴィクトリアマイル、安田記念も致命的な不利がなければ分からなかったはずで戦績通りに受け取れない状態だった。元々クラシックで勝ち負けになっていた馬。不利なくスムーズに差しが届くマイル戦なら今年の相手関係ならこの結果はむしろ順当とも呼べる。代打藤岡康太騎手も見事その責務を果たした。R.ムーアからの交代でオッズが一気に下がった事も特に買いのタイミングだった。

2着ソウルラッシュ
本来の力以上の走りはやはりモレイラマジックとしか言いようが無い。厳しい最内枠もしぶとく伸びてきた。今年はセリフォス、シュネルマイスターの凡走にも助けられたので今後が少し怖い。

3着★ジャスティンカフェ
一瞬しか使えない末脚はやはり内枠でこそ。
走る条件が限られているタイプだが、今後も同条件ならばG1でも通用する。一瞬の切れ味は最上位。

4着エルトンバローズ
そろそろ本物と認めざるを得ない内容。
直線差し比べでも崩れなかったのは能力の証。マイル路線を牽引してきた二頭が引退した来年は主役になれるか。

5着ダノンザキッド
休み明け、スタートで不利も地力示す。
叩いた次走の方が有力。

6着イルーシヴパンサー
やはり控える形でラストに賭ける競馬を突き進んだ方が良いという事が明らかな内容。勝負どころもうワンテンポ待てれば尚良かった。だからこそ田辺騎手に戻るのを待ちたい。G1だと現状は少し荷が重い。

7着シュネルマイスター
ゲートで全てが決した。ラストは脚を使えているが、捉えるまでには至らず。引退。お疲れ様でした。

8着◉セリフォス
Twitterでも触れた様にこれぞ川田将雅の短所。と言うものが存分に発揮された内容。出し過ぎ、早仕掛け。度外視できる内容。

9着○レッドモンレーヴ
淀みない流れで抱えるところがなく惰性での競馬になってしまった。グッと溜める瞬間が欲しい。瞬発力型。来年の安田記念で。

【 東スポ2歳S(GⅡ)
後方勢全滅!先行していないとどうにもならない展開。末脚よりも先行力、立ち回り力が問われた1戦。

1着△シュトラウス
今回は地力というよりも先行馬二頭が作り出す流れに助けられたという所。モレイラも『コントロールが難しい馬で速いペースに助けられた』という様にマイルベスト。もっと短くても良さそうな印象。

2着△シュバルツクーゲル
好スタートから好立ち回り、枠も向いた。
スピード型。

3着◉ファーヴェント
→ラスト伸びきれず。秘める素質は相当高いので成長待ち。良化余地残す。

4着ショウナンラプンタ
東京千八だと短い印象で最低2000mは欲しいところ。先々で長いところで活躍できる素質あり。

今年は好走組よりも敗戦組の方が素質と今後の可能性を秘めていると感じたレース。

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◆未来の軸馬
今回のレース内容が素晴らしく、昇級&現級の次走も『軸』で買える可能性のある期待馬。
※()内は軸で買う為の条件など

ファンタジア(長丁場まだ上へ)
ここにきて急成長。モレイラ騎手も上手いが馬自身かつての重苦しさがなくなった。余力残して完勝。持ったまま先頭、ラスト200mで追われて一瞬で突き放した。スタミナ、パワーどれをとっても高水準。東京2400mは相当合う。まだ上目指せる。

オーサムリザルド(重賞級)
浦和記念に出てきても勝ち負けになっていた。来年は地方交流の長丁場路線で期待。

メイプルリッジ(ダート2000m以上)
ダート戦で唯一崩れたのは1700mのみ。スタミナ豊富2000m以上ならばコース問わず現級上位。

ディナースタ(外枠&2400m以上)
久々にらしさ全開の競馬。番手から後続を寄せ付けず快勝。近走を見る限り2400mが最低ラインかもしれない。ジャックドールの半弟だがこちらは完全なる長距離砲。そして好走はいずれも外枠。秘める素質は相当高いが気分良く走れないと脆いタイプか。外枠の2400m以上なら上でも。

キングズパレス(能力重賞級だが)
能力はあるがまだまだ成長追いつかず、力を発揮しきれていない。松岡騎手曰く『初めてのコースが苦手』能力高く長い目で。ゆくゆくは重賞戦線に乗って来れる。

ディープモンスター
58キロ、大外から差し切る。ここでは力が一枚違った。オープンでは最上位、小回り2000mベスト。来年のサマー2000mあたりは主役になれるかも。

ビップスコーピオン(東京ダート2100専門)
この舞台(3.1.2.0)他のコースではどうかもこの舞台専用馬。2000m以上あった方が良い。砂被り△

モズゴールドバレル(マイルオープン通用)
元々の素質馬がここにきて良くなってきただけ。スローの流れも向いたが力つけてきてるのは確か。オープンまでなら即通用する。

レッドヴェイロン(東京ダート1400◎)
ヘラルドバローズ(短距離◎)
デシエルト(休み明けの分。次走は◎)

ワールドタキオン(1700m◎)

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◆新馬戦&未勝利戦評価

A…超高水準・世代重賞も視野に。
B…高水準・成長次第で更に上へ。
C…水準以上・素質はありそう。
D…平均クラス・長い目でみたい。
E…水準以下・急成長に賭けるしかない。

未勝利

ブライトマン(B)
スタート出負け、道中もチグハグだが脚力のみで完勝。中身がついてくればまだまだ良くなる。成長次第で面白い。使いつつ良くなる。潜在能力高。

タガノデュード(C)
初の1600mでこれまでとはまるで違う走りでマイルベストと確定。馬群も苦にしないヤマカツエース産駒らしい地味だがセンス溢れる内容でマイル路線なら上でも走れる。小回り、急坂、荒れ馬場合う。

ハヤテノフクスケ(B)
好スタート好位追走。早めに抜け出すもグングン突き放し快勝。大成しないウインバリアシオン産駒から走れそうな馬が出てきたのは何より。上でもやれそう。

フォーザボーイズ(D)
好位追走から難なく抜け出し突き放す。
立ち回り◎地味だがセンスいい。今後も立ち回り問われる舞台向き。

カニキュル(B)
スタートから追走どれをとってもチグハグも直線力が一枚も二枚も違う内容で楽に差し切り勝ち。体も大きくまだまだここからの馬。新馬戦惜敗も勝ち馬はその後東スポ杯2着。ここは貫禄勝ち。上でも。

サンセットビュー(D
相手恵まれ、距離延&外枠で色々向いた。

新馬戦

ルージュサリナス(D)
スタートで負けもリカバリーして直線ジワジワ差し切り勝ち。距離は伸びても大丈夫そう。

ジャスティンミラノ(C)
外からスッと先行して番手から抜け出して粘り込む。ジワジワ伸びて完勝。バテないが切れない。
持久力もありそうで距離延長◎

ミスティカ(D)
スタート微妙もむしろ外から狙う形で運べた。差しやすい隊列と流れも向いた。

マリーアムール(B)
スタート微妙、力みながらの内容もラストはスルスル捌いて鋭くラチ沿いから伸びた。逃げ先行決着を唯一差した内容で地力が違った。上手く行った面はあるがスピードあるマクフィ産駒らしく今後も短距離で。道悪もうまそうな走り。

タイセイリアル(C)
スタートから掛かり気味。抑えきれず先頭へ立ちそのまま押し切り勝ち。それでも止まらずレース後もコース1週したとの事で今後は気性面が課題に。まだまだ競馬をしているという内容でない中でのパフォーマンスと考えれば素質はありそう。このタイプは勝った負けたを繰り返しながら良くなっていくはず。

チャンネルトンネル(D)
外から豪快に差し切り勝ち。常に一脚は使えそう。
グレーターロンドン産駒らしい末脚。

シヴァース(D)
最内枠を見事に活かしたルメール騎手の勝利。
馬群苦にしない操縦性は見事。

アドマイヤテラ(D)
コース取り、騎手と恵まれた。反動のありそうな走りで、今やれることは全て出せたが上積み鍵。

回顧はここまで。
今週もいい予想ができるように心がけて集中して1レース1レース臨んで参ります。お疲れ様でした。

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